と、思ってみたのだが、我慢ならないことは我慢ならない。
イタリア人の女の子、マルタと、イギリス人の女の子、エマの話。
イタリア女のマルタは、気性が荒い。イタリア人全般に言えるのだが、ゆったりしているときと、世話しないときの、差が激しい。そら、ベルルスコーニみたいなセックス首相を選んでしまうわ。(意味不明)
イタリア人はコーヒーが好きだ。だから、自分でコーヒーを作ろうとする。僕はバーテンダーなので、一応僕に『コーヒー自分で作っていい?』と聞いてくる。そこは、問題なし。ただ、その後だ。
コーヒーを作る際に、牛乳も使うのだが、冷蔵庫から牛乳を出して、使ったまま出しっぱなし。細かい話だが、牛乳をあわ立てるスチームを使った後、サッと牛乳をふき取らないといけないのだが、それもふき取らず使いっぱなし。コーヒーの粉も機械に差しっぱなし。
パナシは無しの話でしょ。
こんなことが続くもんだから、ずっと黙っていた僕もさすがに、『スチーム 使ッタラ 拭ケヨ。』と言うようになった。
本当に、勘弁ならない。あと、僕がデザートを用意しているときに、隣に来て、『それ、あたしの?』なんて笑顔で聞いてくる。
『オマエ ノ デザート ナ 訳 ナイヤロガイ!』
僕は一喝する。俺はイタリア人ではない。日本人だ。甘い返しなんらするつもりはない。世の中、そんなに甘くないぜ、ベイベー。
そして、もう一人。イギリス人のエマ。僕が日本人だと知ると、『ねぇ、トトロって知ってる?私、めっちゃ好き!みんなは、千と千尋が良いって言うけど、私は断然トトロ派。あのストーリー、何といってもキャラクターがたまらなくかわいい!』と言ってきた。
あ、ええ奴やなと、そのときは思った。(タンジュン)
ただ、この女もコーヒーを作りっぱなし、牛乳出しっぱなし、ホットチョコレートのカス、散らかしっぱなし・・・。
だから、パナシは無しの話でしょうがい!
あぁ、強く言ってやりたい。
『パナシは無しの話でしょ!』って、言いたい。
想像してみて欲しい。自分が働いている職場に、日本から遠く離れた国から来た人が働いている。その人は、何も文句も言わずに働いている。ただ、突然堰を切ったように、
『パナシ ハ 無シ ノ 話デショ!!』
と言われたら、どうだろうか。
書きながら、自分でも想像してみたが、イマイチ何のことか分からない。むしろ、どうでも良くなってきた。それは、『パナシは無しの話でしょ』という言葉を書きたかっただけだから。
スタッフパーティーでベストドレッサー賞をゲットしたトトロ好きのエマ。やはり、自分はいつでも主人公なのである。
パナシといえば、こんな曲が頭をループする。当時、ポンキッキーズでやたら流れていたスチャダラパー。小さい頃から、名曲聴かせるよな、ポンキッキーズは。
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