再度日系の派遣会社に登録した翌日、いきなり電話がかかってきた。
『ヘェイ、キミは、ディスキかな?』
『ア、ハイ』
『テレフォンマーケティングの仕事があって、夜勤の仕事なんだけど、2週間で平日のみで時給が8ポンドなんだけど、どうかな?まだ仕事探してるかな?』
『ア、ハイ』
『OK、グレイトだよ!今日とか明日から仕事始められるかな?』
ちょうど、バーガー屋のシフトが少なくなった今週、都合は良い。ただ、夜勤で毎晩出勤するのはどうかと思った。とは考えつつも時給8ポンドで、平日のみなら1週間で300ポンドは稼げる。日本円にして、4万円ほど。2週間だけなら、いいかという気持ちが勝っていた。
バイトから帰ってきた嫁さんに相談し、渋々2週間ならやってみたら?ということで、仕事決定。
そして、日本で言うこの前の木曜日から仕事がスタート。2日やって、分かったが夜勤はキツい。11時半に出勤し、1時くらいまで何もせず、1時になれば日本の9時なので電話をかけまくる。
電話をかけるリストは、こちらの人が作ったものらしい。今回は海外に支店、支社、営業所を持つ年間売り上げが50億円以下の会社が対象。昨日は、レジャー、旅行業界に電話。
売り上げが高い順番にかけていくのだが、パチンコ屋がほとんど。さらに、本社ではなく普通のパチンコ屋に電話がかかってしまうこともあり、『いや、絶対海外に支社ないやぁぁん』と思いながらも、機械のごとく電話をかけまくった。
『こちら、イギリスにあります○○という市場調査会社でして、お聞きしたいのですが御社は海外に支社支店はございますでしょうか?』
『いや、うちパチンコ店なんでねー!!』
みたいなやりとりも多々。というか電話をかける前に、会社名が『○○キング』だとか『○○興業』『○○観光』というだけで検討がつく。ただ、全て英語表記。
テレアポ自体、前職の経験もあり、苦ではない。むしろちょっと面白い。前の会社の上司の顔が物凄く浮かんできて、久しぶりに会いたくなったほどだ。ただ、夜勤がしんどいしんどい。ま、これも2週間で終わるので、経験としておこう。
twitterで、友人が今月のFM802のヘビーローテーションが良いというツブヤキを見たので、調べてみた。おそらく邦楽のことだが、洋楽を見て驚いた。
イギリスでも大ヒット中のJessie・Jが選ばれていたから。
『マニィマニィマニィ♪』という歌詞は、おそらく聴いたことがある人も多いのでは。こっちではヒットチャート上位の曲で、先日小さな女の子が『マニィマニィマニィ♪』と大きな声で歌っていたほど。
日本のCMの多くはこれでもかというほど、タレントが出ている。タレントが出ていないCMは圧倒的に少ない。一方、イギリスはというと、タレントが出ているCMが圧倒的に少ない。だからか、面白いCMが多い。
これは何でだろうかと、考えた。CMを作る広告代理店と芸能プロの間にものすごいつながりがあって、クライアントからの依頼に必ずタレントをぶっこみ、そのタレントを有名にし、そのマージンまで広告代理店が握ってしまおうという魂胆もあって・・・・どうでもよくなってきた。
ただ、一つ言えることは同じ広告代理店が同じ業種の広告を作ることは無いそうで。その理由は、ライバル会社のデータを、裏で同じ広告代理店が握っていることは、あってはいけないそうで。実に簡潔で分かりやすい。というか、そうあるべき。
久石譲のsummerをリメイクしたらしいヒュンダイのCM。韓国メーカーヒュンダイ、攻めてきてます。
前から汚いなーと思っていたCM。youtubeで調べてみると、低評価が圧倒的に多い。まともなCMでこんな低評価ついている動画初めて見た。本当に汚い。
格安の何でも屋『アルゴス』のクリスマスカタログのCM。このCM、何が言いたいねん。分からんわ。
最後にソーセージロールのCM。夜食にソーセージロールを出された旦那から、奥さんに渡された指輪のケースの中身が気持ち悪いCM。
『ありがとう、嫁さんよ。僕が本当に好きなソーセージロールを出してくれて。君は、本当に素晴らしい。本当に君は世界で最高の嫁じゃ。でもね、こいつ(旦那)はどうしようもない奴やからね。』
男は、誰もがどうしようもないやつなんです。
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