2011年6月26日日曜日

バナナジュースとパッケージデザイン。


バナナジュースが好きである。これは小さいころから。

先日、バーガー屋のキッチン担当でブラジル出身のチャールズがバナナジュースを作ってくれた。ブラジルでは、バナナに牛乳と砂糖を入れて、アボガドも入れるそう。その前に、チャールズはアボガドジュースなるものも作ってくれた。これが、まさかの美味。

緑のドロンとした液体に青臭さを連想させられそうだが、砂糖のおかげか、甘くてトロトロで癖になる味だった。ブラジルでは、アボガドを料理として使うことは稀で、ほとんどが果物として食すか、ジュースとして飲むのだそう。


今日、バナナジュースが僕にダメージを与えてきやがった。少し喉が渇き、コンビニ的なとこに入り、ジュースを選んでいたら、気になるデザインのボトルが目に飛び込んできた。

今改めて見れば、なんとも子供だまし的な“楽しい”デザインである。大きく文字が躍っていて、黄色と白と水色の配色が心くすぐって。

喉が渇いていたこともあって、結構一気に飲んだ。味は正直、B級以下のD級か。全然美味しくない。美味しくないことを確認しながら、ボトルに目をやり、さらに飲み、美味しくないことを確認して、ボトルに目をやり、さらに飲み・・・を繰り返した。

こういう類の飲み物は美味しくないに決まっている。今、目の前でミキサーからコップに注いだバナナジュースなんて飲めるはずもない。そんなこと、分かりきっている。ただ、僕はこのデザインに騙された。

さらに、良くボトルデザインを見てみると、

目の下のクマ、首もとの髭剃り負け、覇気の無い顔!こいつ誰やねん!商品のパッケージになるんやさかい、もっと嬉しがらんかい。嘘でも。

と、思っていたら僕のお腹がグルグルと。一瞬にして、このパッケージの人みたいな顔色になってしまった。外国で、こういう飲み物は避けて、コーラかスプライトか、水を購入するのがええっちゅうこっちゃな。

2011年6月22日水曜日

ロンドン仕事は、夜勤のテレアポ。

2週間限定の夜勤が終了。

北ロンドンのテレアポセンターに、ほぼ毎日23時半に出勤し、朝の9時までの夜勤。日本の会社で、海外進出している企業に対して(売り上げ制限あり)、海外事業についての電話での聞き取り調査。

やたら日本語ビジネス語を話したし、テレアポも全然苦にならなかった。前の職場の上司の顔や、会社の雰囲気が何度も蘇ったのも、なぜか懐かしかった。

顎をこじゃくれたテレアポセンターのお局と、無表情のイタコが降りてきたような30女と、僕の3名から日本人グループは、電話での聞き取り調査50社を目指して、スタート。火曜日の朝に無事達成し完了した。

僕の職務経験だと、正直、組織の上の人が電話での聞き取り調査に応対すること、さらに仕事中に行うなんて難しい気がする。ましてや、結構それが長いと余計難しく感じる。聞き取り側になる、こちらはインタビュー結果が欲しいので、正直質問全て馬鹿丁寧にこなす必要は無い。

ところがどっこい、お局とイタコはそれを丁寧にこなす。

たとえば、『今から海外進出をされた方の、海外事業に関する文章を数文読み上げます。それに対して、ご本人様は、強く同意する、もしくは同意する、どちらでもない、反対する、強く反対する、の5段階で応えていただきたく思います。』

というものがあった。これは、聞き取り側の手元には質問表があって、1~5の数字でチェックするようになっている。それをわざわざ相手にも強要しようとしていた。

『強く同意する場合は、1と仰ってください。逆に強く反対する場合は5と仰ってください。』

というように。いや、そこは相手が『ん~、まぁ同意するかな~。』というように応えれば、2にチェックをしたら済む話。でも、お局もイタコも、

『では、1文目です。我が社は海外での事業を得意としている。』

(先方、おそらく数字ではなく『そうですね』と答えている。)

『いや、数字でお答えください。』

(先方、おそらく『あ、え?』みたいな感じになっている)

『ですから、強く同意する場合であれば、1と。強く反対する場合ですと、5という具合で。』

(先方、若干イラっとする)

『次の文章です。海外進出の場合は、外注が効果的である。』

(先方、ちょっと考え、『どっちでもないってのはあるんですか?』と聞いた様子)

『では、3ということでよろしいでしょうか?3は、どちらでもないになっております。』


みたいなやり取りをしている。

いや、そこは要領を完全に理解してるこっちが柔軟にせーや!余計、時間の無い先方にイラつかせるだけやろがい!どんだけ機械的な作業やねん!と思った。思いっきり、思った。

また、イタコが休んでいたときのこと。お局は話す相手がいないのか、僕に話しかけてきた。そこでかなり耳を疑ったのが、イタコの悪口。なにやら、今回なかなか目標が達成されなくて、イタコの成績も悪かったらしい。それに対しての文句。さらに、その次の日から1件聞き取り調査を完了すれば3ポンドもらえるというオプションがついた。それを聞いたお局が、僕に

『あのイタコさんは現金な人だから、絶対明日から今まで以上のパフォーマンス発揮するわ。もう・・・、ま、別にいいんだけどねぇ。でも、私は同じ時給で上との間に入ってるんだから、その気持ちも分かって欲しいんだけど。もう・・・、ま、別にいいんだけどねぇ。何か、休みを取るのって、ある程度仕事をしていればっていうところあるじゃないですか。それを、今日も休みを取ってね、何か今回の仕事に対して文句も言いながらね、もう・・・ま、別にいいんだけ・・』


いや、ええんかい!結局、全部ええんかい!


この仕事を通して、再度タバコを復活させた。そして、全然聞いてなかったアイポッドも復活。ラジオをダウンロードして聴き漁った。

ただ、もう仕事が終わったので、再度タバコ休憩である。タバコを吸いたくなる仕事には、もう就きたくないものだ。


インドやフィリピンには、世界最大と呼ばれるテレフォンセンターがあるという。労働賃金が安く、ある程度英語が話せるという理由で。ただ、ロンドンには色んな言語を話す大きなテレフォンセンターがあった。英語、ドイツ語、中国語、アラビア語、オランダ語、ロシア語、ポルトガル後、スペイン語、ヒンズー語などなど。これは、NYやロンドン、トロントでないと存在しないのだろうなと感じる。

海外都市で、日本語を生かした仕事の一つにテレオペがある。ただ、ほとんどが夜勤。まぁ、これも経験。

日本の留守電になぜか、多く採用されているこちらの曲をどうぞ。これ、なんでやろか。何のつながりなんやろか。


2011年6月15日水曜日

夜勤明けの朝マックでの、


夜中の1時から、朝の9時まで日本の会社に電話をかけまくる日々。昨年の12月から『一応』辞めていた、タバコを再開。時間を稼ぎたいという短絡的な欲求と、オフィス内にずっとこもり続けることからの開放感を味わいたいがために、タバコを吸い始めてしまった。

ただ、不思議なことに、そのオフィスを一歩出てしまうと、まったく吸いたいと思わない。事実、一本も吸っていない。あー、やっぱり辞めれる。うん、辞めれるという実感を今ヒシヒシと感じております。

タバコの話はさておき。昨日夜勤明けに、バーガー屋に向かった。

ちょっと時間があったので、バーガー屋周辺で時間探し。といっても、派遣会社に資料を送るためにネットカフェにどうしても行く必要があったので、ネットカフェ探し。いつも使うネットカフェに向かうも、閉店の看板が。それ以外にどこも知らないので、1時間ほど彷徨うことに。結局、FAXが使えればいいということで、文房具屋にたどりつき、ことなきを得る。

その後、バーガー屋で働くにも関わらず、腹が減ったので、朝マックをしにマクドに。

こちらの商売の仕方として、『Buy 1 Get 1 FREE』という商法が一般的なものがある。これは、文字通り『1個買えば、1つはタダ』というもの。

カウンターで、マックマフィンのスプライトのセットを購入し、カウンターで少し待っていた。

大柄の黒人女性も僕と同じものを注文し、飲み物は『トロピカーナ・オレンジ』を注文し、店員から受け渡された。それを見て、僕は店員に『スミマセン、僕モ、オレンジニ変更シテクダサイ。』と注文。『ファンタ・オレンジ?トロピカーナー?』と聞かれ、『ジュース ノ ホウ!』と伝え、無事トロピカーナをゲット。そのとき店員が間違え、黒人女性にも、再度トロピカーナを渡そうとした。黒人女性は、すかさず『私、もういただきました。』と返事。

それを聞いた店員は『Buy1 Get1 フリー!!』と大きな声と笑顔で返答。マクド中に、笑いがこぼれる。朝日が燦々と差したマクドの店内に、その爽やかさを上回る笑顔がこぼれる。

映画で、こんなシーンを見たことないだろうか。全く見知らぬもの同士が、素敵な雰囲気で笑いあうこと。実際にあったんです。

そのワンシーンに、東南アジア出身の髪の毛ボサボサの奴が写っていることは皆無でしょうが。誰が東南出身やねん。

マリオと僕。

2011年6月11日土曜日

夜勤と夜勤とCMとCM。

ちょっと仕事選びを間違ったか。


再度日系の派遣会社に登録した翌日、いきなり電話がかかってきた。

『ヘェイ、キミは、ディスキかな?』

『ア、ハイ』

『テレフォンマーケティングの仕事があって、夜勤の仕事なんだけど、2週間で平日のみで時給が8ポンドなんだけど、どうかな?まだ仕事探してるかな?』

『ア、ハイ』

『OK、グレイトだよ!今日とか明日から仕事始められるかな?』


ちょうど、バーガー屋のシフトが少なくなった今週、都合は良い。ただ、夜勤で毎晩出勤するのはどうかと思った。とは考えつつも時給8ポンドで、平日のみなら1週間で300ポンドは稼げる。日本円にして、4万円ほど。2週間だけなら、いいかという気持ちが勝っていた。

バイトから帰ってきた嫁さんに相談し、渋々2週間ならやってみたら?ということで、仕事決定。

そして、日本で言うこの前の木曜日から仕事がスタート。2日やって、分かったが夜勤はキツい。11時半に出勤し、1時くらいまで何もせず、1時になれば日本の9時なので電話をかけまくる。

電話をかけるリストは、こちらの人が作ったものらしい。今回は海外に支店、支社、営業所を持つ年間売り上げが50億円以下の会社が対象。昨日は、レジャー、旅行業界に電話。

売り上げが高い順番にかけていくのだが、パチンコ屋がほとんど。さらに、本社ではなく普通のパチンコ屋に電話がかかってしまうこともあり、『いや、絶対海外に支社ないやぁぁん』と思いながらも、機械のごとく電話をかけまくった。

『こちら、イギリスにあります○○という市場調査会社でして、お聞きしたいのですが御社は海外に支社支店はございますでしょうか?』

『いや、うちパチンコ店なんでねー!!』

みたいなやりとりも多々。というか電話をかける前に、会社名が『○○キング』だとか『○○興業』『○○観光』というだけで検討がつく。ただ、全て英語表記。

テレアポ自体、前職の経験もあり、苦ではない。むしろちょっと面白い。前の会社の上司の顔が物凄く浮かんできて、久しぶりに会いたくなったほどだ。ただ、夜勤がしんどいしんどい。ま、これも2週間で終わるので、経験としておこう。


twitterで、友人が今月のFM802のヘビーローテーションが良いというツブヤキを見たので、調べてみた。おそらく邦楽のことだが、洋楽を見て驚いた。

イギリスでも大ヒット中のJessie・Jが選ばれていたから。

『マニィマニィマニィ♪』という歌詞は、おそらく聴いたことがある人も多いのでは。こっちではヒットチャート上位の曲で、先日小さな女の子が『マニィマニィマニィ♪』と大きな声で歌っていたほど。


日本のCMの多くはこれでもかというほど、タレントが出ている。タレントが出ていないCMは圧倒的に少ない。一方、イギリスはというと、タレントが出ているCMが圧倒的に少ない。だからか、面白いCMが多い。

これは何でだろうかと、考えた。CMを作る広告代理店と芸能プロの間にものすごいつながりがあって、クライアントからの依頼に必ずタレントをぶっこみ、そのタレントを有名にし、そのマージンまで広告代理店が握ってしまおうという魂胆もあって・・・・どうでもよくなってきた。

ただ、一つ言えることは同じ広告代理店が同じ業種の広告を作ることは無いそうで。その理由は、ライバル会社のデータを、裏で同じ広告代理店が握っていることは、あってはいけないそうで。実に簡潔で分かりやすい。というか、そうあるべき。



久石譲のsummerをリメイクしたらしいヒュンダイのCM。韓国メーカーヒュンダイ、攻めてきてます。



前から汚いなーと思っていたCM。youtubeで調べてみると、低評価が圧倒的に多い。まともなCMでこんな低評価ついている動画初めて見た。本当に汚い。



格安の何でも屋『アルゴス』のクリスマスカタログのCM。このCM、何が言いたいねん。分からんわ。




最後にソーセージロールのCM。夜食にソーセージロールを出された旦那から、奥さんに渡された指輪のケースの中身が気持ち悪いCM。

『ありがとう、嫁さんよ。僕が本当に好きなソーセージロールを出してくれて。君は、本当に素晴らしい。本当に君は世界で最高の嫁じゃ。でもね、こいつ(旦那)はどうしようもない奴やからね。』

男は、誰もがどうしようもないやつなんです。

2011年6月6日月曜日

引越しとスペイン料理と、佇む僕。


引越しが完了した。引越しは、新しい生活の幕開けであって楽しくもあるが、荷物の梱包というどうしようもない面倒くささもある。それが何とか終わり、引越し先に到着し、『これは、ここに入れて・・・』なんて作業も面倒極まりない。

とにもかくにも、一応作業は終了。そして、その日のお昼は決まってマクド。そして、夜はタイ料理というのが、僕らの流れになりつつある。『引越しそば』ならぬ、『引越しタイ』である。別にそこまで引っ越したくはないが、『引越しタイ』である。

窓からは、共用の庭があり、庭越しにテムズ川を眺める。本当に良い部屋。そして、部屋も広くなった。今週は、バーガー屋のバイトも少ないので仕事を探すことにしよう。日系でも若干給料の良い仕事を見つけ、場合によっては、髪の毛を切るということも辞さず(いや、どんだけ髪の毛大事やねん。)、朝から夕方まで働き、夜は英語の勉強をしようかと思っている。ある程度話せるようになった今、改めて文法、ライティングを勉強すれば、吸収しやすいような気がする。さらに、このままでは逆に会話も伸びない気もする。

しゃ、ボチボチ頑張ろう。


そんな先日、前のフラットメイトのマルタとセルジオとスペイン料理に出かけた。スペイン料理は美味しい。イタリア料理同様、ハズレがない。正直、大当たり!というのも少ないが。スペインやイタリアは現地に出かけ、食したいものだ。


なんの話をしているのか、嫁さんの話に集中する二人。何だか、離れて暮らすようになって逆に距離が近づいたようで。この二人といると楽しい。もう一人ホセというメキシコ人も一緒に住んでいたのだが、ホセの話題が出ると笑いになるという存在になってしまっている。いつの間にか、ホセがスケープゴート的な存在になってしまった。それより、ホセにお土産で買った黒い日本のTシャツを渡さないと。

引っ越した部屋の感じは見せれるものではないが、こんな感じ。

この撮影ポイントの下に、ものすごいダンボールの山々が散々。今度一気に日本に送るか。

ちなみに前回のブログで書いた仕事の話。もしかしたらイケるんちゃうか!?ってちょっと意気込んで、イメトレまでした日系不動産屋さんの営業の仕事。先方からメールで連絡が。結果は、落選。ま、連絡があっただけましか。ちょっとイメトレした自分が恥ずかしい。

めちゃめちゃロンドン風景の中に、佇む上田、27歳の春。


2011年6月3日金曜日

ビッチの意味が初めて分かった日。


よく、映画で『くたばれ、ビッチ!!』みたいなセリフがあって、日本語での適訳語が無いと思っていた。だから、感覚でビッチという言葉は、ビッチだと解釈していた。

今日、というか今さっき僕がバーガー屋で働いていて、お客さんにサービスしていたところ、

『よかったー!今日あなたがお店で働いていて、本当に良かったー!!私、めっちゃ嬉しいー!』

と僕の後ろで叫ぶ声が。

お客さんにサービス中だった僕は、振り返って愛想笑いで、『アリガトウ』とだけ伝えた。そこに立っていたのは、正直、全然誰かわからない若干顔にしわを寄せたアメリカ南部なまりの、ジージャン金髪女だった。

『え?まじで、誰やろ。』と思い、その女は、僕に

『ちょっとトイレに行ってくるけど、この前みたいなミルクシェイクにモルト入りのクリーミーのやつを2つ作って!この前のが、すごく美味しかったから、アメリカにいる家族に、モルト入りのミルクシェイクを頼みたかったら、ロンドンの、BYRONチャーリングクロス店に行かないとダメよ!って言ったのよ!だから、この前のやつ、お願いね!』

とまくしたてられた。こうして、文章に起こしてみても、何だか手に負えない感じが出てくる。

僕は、結構記憶力が良いのだが、まったく思い出せなかった。

とりあえず、変なプレッシャーがかかりながら、ミルクシェイクを作った。そして、そのお客さんと一緒に来ていた太っている女の人にサービスをした。そしたら、

『ちがーーう!あの、チョコレートが混ざって・・・』

と、さらにまくし立ててきた。

僕は『OK』と笑顔だけ残して、チョコレートで作り直した。

ここで、伝えておかないといけないのだが、ミルクシェイクは結構ガチガチのアイスを4,5杯すくって、専用のスチールの容器に入れて、そこに牛乳を注ぎ、攪拌器にかける。その攪拌器が、単純なつくりなもんだから、手動でアイスと牛乳がいい感じに混ざるように、グリグリと容器を回さなければならない。

牛乳の量を多くすれば、簡単に攪拌できるのだが、トロトロになりすぎて、美味しくない。つまり、ミルクシェイクを作り直すのは結構イライラするのだ。

ただ、その人が冒頭に書いたように僕のミルクシェイクに感動して、アメリカにいる家族にまで伝えたので、期待に応えるべく、一生懸命作りなおして、再度持っていった。

『チョコレートアイスクリームは食べれないのー!』

まさかの、発言。チョコレートのミルクシェイクが欲しいと言ったのに、『チョコレートアイスクリームは食べれない』だと。

そのとき、思い出した。バニラのミルクシェイクに、チョコレートソースを入れて、それを攪拌させて作ってあげたのが、僕の目の前にいる女だったのだ。

『アー、思イ出シマシタ!』と、言ってもう一度作ろうとすると、

『いいの!忘れて!』と一言。

なんじゃ、こいつ。なんじゃ、このジージャン金髪女。何が、忘れてじゃ。大和魂にかけても、もう一回作り直すわ、ボケ!と思い、再度作りサービスすると、

『ありがとー!』と一言。


結局、気に入ったようで、バーガーも食べずにシェイクだけ飲んで帰っていった。

それを見たマネージャーのハリーが、僕のところに来て

『俺らのミルクシェイクマスターのダイス(僕のこと)。あいつは、クレイジーアメリカンビッチやから、気にすんな!』一言。

あ、ああいう女のことをビッチと言うんだと納得。糞みたいな女のことをビッチというのです。

ただ、それだけの話です。



話は変わって、仕事の話。

今バーガー屋で働いているのだが、さらに転職をしようと日系のフリーペーパーを発行している会社がメンバーを募集していたので、応募した。封筒で履歴書と添え状を送り、まったく同じものをメールでも送った。しかし、連絡なし。実は、この会社に1年前ほどに送ったのだが、そのときもまったく音沙汰もなく落選。今回はさすがに英語力もついているので、面接には行けるかなと思ったものの、連絡なし。

もう、この業界には縁が無いのかと思ってきた。最近、面接率が非常に悪い。日系の自転車のメーカーの面接にも行ったのだが、その後連絡なし。

ただ、このままバーガー屋で働くわけには行かないので、キチンとした会社に、とりあえず応募してみようと思う。下手な鉄砲も数打ちゃ、当たる方法で攻めてみよう。


『数打ちゃ』作戦といっても、レストラン系は除外。さて、どうなることやら。また報告します。

さ、リミッター解除しまぁぁぁす。