2010年11月30日火曜日

体型の変化とポテチとドーナツとワトソン。


今日の最高気温は3度でした。今は夕方の4時過ぎでございますが、もうすでに太陽は沈んでいるかのような暗がり。夏の日が長い分、冬の日は短いのです。

ロンドンに住んで8ヶ月が過ぎましたが、吹田と変わらない感覚で町を歩くことができています。いや、それは少し言い過ぎたか、若干オドオドしながら歩いています。

話は変わって、僕の体型について。日本を出国した際の私の体重は、60kgを少し越える細身でございました。その当時、朝起きて、パン食べて、仕事に入り、タバコを吸い、お昼はコンビニの食べ物、そして、タバコを吸い、夜遅くに帰宅しご飯を食べて寝るという繰り返し。間食をしない、特にお菓子なんかは食べないのが、ポイントでしたでしょうか。

それが、ここ最近の生活では、朝・昼・夜をしっかり食べる上に、タバコは1日1本or2本。もうここまできたら、やめなはれというお思いの方もおられるかもしれませんが、かなり本数は減りました。

その反動というか、増えたのがチョコレートやポテトチップスの類。今日も、仕事帰り家の近くのスーパーに、パァ~っと予定調和のごとく入店し、あらかじめ知ってたかのごとく売り場に直行に、ポテトチップスの大袋を手に取り、レジに進みました。自分で言うのもなんですが、流れるような一連の作業で自分で自分を褒めたくなりました。ただ、その予定調和を嬉しくも崩してくれたヤツがいたんです。

それが、3種類のポテトチップスの小袋が6袋ずつ、合計18袋も入ってるポテトチップスがレジの横で安売りしていたのです。手に持っていたポテトチップスを返却し、すかさず安売りのポテトチップスをゲットし、2ポンド払い家に帰ってきました。そして、このブログを書くまでの間に、3種類、1袋ずつ食べてしまいました。

さらに、飲むようになったのがジュースです。日本にいるときは、お茶だ水だと買って飲んでいましたが、無類のジュース好きの僕なので、こっちにきてからはジュースを飲むようになりました。こっちのスーパーでは、3本で5ポンド!とかまとめて購入すると何かと“お得”なので、それに任せて買っちゃってます。(ナンツッテ)

28cmの靴よりもはるかに大きい、枕と間違えんなよ!と自分に言い聞かせます。

ジュディマリの『イロトリドリノセカイ』を思わず
独身OLのように口すさんでしまう
(ンナコトハ、ナイ)ジュース売り場。

そして、今でも並んでいるのかも分からないが、東京では2時間待ちというクリスピークリームドーナツも僕の好物の一つ。1個1.20ポンドもするので、低所得の僕がショッチュウ買うわけにはいかないが、買ったときには、それはもう大事に大事に、愛でるように食す。

あぁ、写真を見てるだけでよだれもんです。

子どもの成長記録のように、シャッターを切る。
後ろにいるのは、ハリーポッターのエマ・ワトソン。

あぁ、また一歩成長したドーナツ。

関西学院を思い出させてくれるくらいの三日月なドーナツ。

にしても、エマ・ワトソン、老け過ぎ。インタビューに答える彼女の額のしわが松尾伴内並み。

9年で、人ってこんなに成長しちゃうんですね。おぉ、怖。

というわけで、そんな食生活をしても体型の変わらない自分にドスコイ!












2010年11月25日木曜日

学生と霧とホプソンの説明。

サイババの誕生日を無事終え、(何もしてない)、ますます寒くなってきた、ここロンドン。私、上田大輔、熊本生まれは次のステップに向け、動きはじめました。ただ、ちょっと動いただけ。何も決まってないが。

気づけば、サンドウィッチを自転車に乗って各オフィスを回る仕事をして、4ヶ月か5ヶ月。だいぶ、背筋がつきました。腕の筋肉もついたように思えます。(ただ、いつまで経っても、細いのは細い)あと、髪の毛もやたら伸びてきて、浪人生のようです。さらに、毎日同じ格好をしているので、メンズノンノのような格好をどのようにすれば、良いのかさえ分からなくなってきました。オシャレしてぇぇ!

今週はどうやら、雪が降るようです。まぁ、ロンドン市内では降らないでしょうが、ロンドン郊外は少し降るかもって、いつもトロピカーナを買ってくれるホプソン(黒人のクールガイ)が言ってました。

ついでに、彼はロンドンの色んなことを教えてくれます。たとえば、霧のこと。


僕『イヤ~、霧 スゴイ デス。』

ホ『昔は、ロンドンに工場がいっぱいあったから、霧がもっとすごかったんだぜ。あの霧は工場のせいなんだぜ。俺が小さい頃は、数メーター先が、たとえば、ここからそこのソファーまでの距離が見えなかったんだぜ。』

僕『エ!? ソコノ ソファー マデ!?』

ホ『そうだぜ。スクールバスなんかも、警備員が先頭にたって、ハンドライトで先を照らしながら、先導するもんだから、家から学校まで、かなり時間がかかったもんだぜ』

僕『エ!? 人ガ先導デスカ!?』

ホ『そうだぜそうだぜ。』

僕『日本デハ、ロンドン ハ 霧ノ都ッテ 呼バレテイマス。』

ホ『昔は、そうだったな~。今じゃ、工場は郊外に移ったから、霧は昔ほど、すごくないが、そら日本人もそういう風に呼ぶわけだ。』


てな具合に。

ついでに、先日も本日も学生運動がイギリス中で勃発しています。大学の学費が、3,000ポンドから、一気に3倍の9,000ポンドに値上がりをするというので、学生が暴れています。これもホプソンが教えてくれました。

もはや、先進国とは思えないほど、暴れています。

昔、家から関西大学を通って、江坂にカラオケに行っていたときのころ(中学3年生のイチビリボーイの時期)、関西大学には多くの立て看板がありました。政治批判だとか学生運動がどうだとか。しかし、最近はすっかりオシャレになってしまい、学生全員が草食系のようです。一切立て看板はありません。時代は変わるものです。

学生は体制と闘うべきですね。何もなくても、ささいなことでも、闘うべきです。私の母校が茨木に大きなキャンパスを作るというニュースを見かけましたが、『京都がいいに決まってる!』『なぜ、茨木なんだ!京都のプライドはないのか!』『茨木には、マイカルとユーアイホールと養老の滝くらいしかないぞ!』『京都にある木屋町みたいな飲み屋街は、茨木にはない!』と体制と闘うべきです。そんなに学生ライフを楽しんでないですが、何か京都は良かった想いがあります。

では、そのニュース映像をご覧ください。



今日はヘリコプターがやたら、飛んでいました。どうやら、次は12月4日にあるそうです。しかし、学生のパワーはすごいですね。今日、このニュースを見るまで一切知りませんでしたが。

では、また次回!アディオス!

2010年11月22日月曜日

11月23日はサイババの誕生日。


数ヶ月前に、嫁さんが一人ホテルでインターンをしていたので、僕は一人で部屋で、悶々と自分の人生について、ひたすら考えていました。そのときは、そのときで、結構悩んで、悩んでいたのですが、最近また考えることが多くなってきました。

考える、悩むということは、少し余裕が出来たのだと思うことにしているのですが、前回の悩みから、1周り大きくなって、悩んでいるのだと思うようにもしています。

しかし、本当にイギリスに来てよかったと思うことが多いのも事実。こちらに来ている日本人で、何か志を持ってきている人が比較的多い。そんな人と話をしていると、寒い日にポタージュを飲める心の温かさを感じる。(意味不明)

そんなことで、嫁さんとも話すことが多く、毎晩飯を食いながら、問答を繰り返す。

最近、なぜか頭の中でpsybava(サイババ)という大阪のバンドの曲がループする。このバンドには2年ほど前に、所属させてもらっていたのだが、え?もう2年前?、書いてて自分でもびっくりした、なかなかかっこよく進化している。ライブの数も増えて、すごい人とも共演して、頑張っている。彼らは彼らでもがいて、もがいて、トライ&エラーを繰り返しているのだろうが、傍から見ていて、進化している。


で、今日は今日で、夢の中で、高校の野球部監督が、サイドスローで悩む僕に向かって

『お前は、一回死んだ人間や。何をくよくよ考えてるねん。』

と言われた。リアルで、目が覚めた瞬間、正座しそうになったほどだ。


と、色々過去の自分から今の自分に問いかけることが増えた。こんなことは、今まであまり無く、のほほんと暮らしてきた僕なので、いい傾向だと思う。


前回ブログに書いた、カスタードアップルを食べた。写真を見ていただくと分かるかもしれないが、ケーキのようだ。ババロアのようだ。必死でジャンケンしてまで欲しがってた小学校の給食のババロアみたい。


先日町を歩いていたら、シュールなウィンドウディスプレイを見た。先月までは、ハロウィン仕様になっていたが、いつの間にかクリスマス仕様になっていた。


こんなシュッとしたサンタ、バレるやろ、子どもに。てか、サンタというより、ピーターパンやな。で、右の女性がもつ七面鳥。ぬいぐるみ、て。


娘『今年のクリスマスは、ぬいぐるみが欲しいよぉ~!』

父『そういうと思って、じゃーーん!』

と出されたぬいぐるみが、七面鳥(調理済み)のぬいぐるみだったら、どんだけショックか。




本物のチキンを提供するケンタッキーフライドチキンでは、たくさんのインド系の店員が働いております。お客さん以外には、母国語で話しています。こんな環境なら、ケンタッキーで働きたいと思っても、働けない。

文章の途中で紹介したというpsybavaというバンドですが、かっこいいので見てみてください。ちなみに、なぜここまでpsybavaを引っ張るかというと、日本で一斉風靡した本家のサイババは11月23日が誕生日だそうです。そして、85歳を迎えるときに、次のサイババに引き継ぐそうです。今でも世界から信者が集まって、集会をしています。という話を、サイババ信者のおばさんに聞きました。だいぶ端折りましたが、おばさんの話は40分をゆうに超えていました。


2010年11月15日月曜日

フリマと練りショウガとオクラの缶詰


数日、天気の悪い日が続くロンドン。日が暮れるのは、大体夕方の4時半頃。かなり早くなりました。ここ最近、色んなことが頭を巡っているので、ハッと我に返ったときには辺りが真っ暗なんてこともしばしば。

さぁ、今日は昼から一人でフリーマーケットに行ってきました。こちらではカーブートセールというのですが、時間帯により入場料が異なります。11時半の開場で、£5。12時からの入場で£3。1時半からの入場で50ペンスという入場料。僕は、11時半から空いていることを知らなかったので、12時に間に合うように出かけました。

天気はあいにくの雨模様。しかし、いるいる、人がいるいる。どんな掘り出し物があるか・・・なんて期待したものの、雨なので商品少な目。ただ、値段は安め。日本では終了間際に、格安セールなんて事を行うのですが、こちらは最初から安め。全て、50ペンスや、£2などの価格帯。女性モンが多かったので、ターゲットを靴に変更。

バーニーズニュヨークの革靴を£10で購入、ナイキのエアフォースワンを£4でゲット。雨も止みそうになかったので、そそくさと会場を後にしました。

また、行こうっと!

さ、土曜日は仕事終わりの嫁さんと合流して、家の近くのマーケットに出かけてきました。ジャマイカ系やアフリカ系、オーストラリア系やニュージーランド系の人が多く住むエリア。マーケットの品物もジャマイカ、アフリカ系が多かったです。

マーケットは、やはり値段が安い。普段は『こら!無駄遣いするんじゃないの!』と嫁さんを諭している僕も、ついつい財布の紐を緩めてしまいます。


3つで£1なんて、安いじゃありませんか、と思わされてしまいます。写真の右に移っているキットカットなんて、4つで£1でした。普段、僕がサンドウィッチで売っているのは、1個60ペンスですから、いい値段です。


イスラム教徒のためのハラール用の肉屋。豚や鶏の首なしが、店先に吊るされていました。こんなものを、幼い頃に見せるべきだな、なんて情操教育に思いを馳せてみたり。そんなことなかったり。


一番手前に写っている缶はオクラの缶詰。こちらでもオクラはオクラです。色とりどりの缶詰は、海外らしさが溢れています。自己主張のし合いです。


マーケットの一角に陣取る美容院。店先に、ヘアスタイル例が。

『今日は、どんな風になさいますか?』

『えぇっと、店先に貼っていたポスターの上から3番目の右から4番目のやつ、お願いします』

『えぇぇっと、上から3番目の・・・、ちょっと待ってくださいね。』


みたいな会話はなされていないでしょう、もちろん。本当に色んなアレンジがあるんですね。


今まで、練りショウガがなくて日本食スーパーまで買いに行かないとダメだったのですが、マーケットで見つけました。果たして、味はS&Bに近いのか、遠いのか。


で、謎のカスタードアップル。1つ75ペンス。これが、安いのか、美味いのか、何なのか、とりあえず1個買ってみました。カスタードみたいな味がするリンゴなら、本当にイヤだ。今日か明日にでも食べてみます。

さ、明日から頑張ってお金稼ごっと。



2010年11月10日水曜日

寒いロンドンのお供に、石焼き芋。

ロンドンが寒くなってきた。気温だけ見れば、7度、8度くらいなのだが、風が冷たい。僕の故郷の大阪は、18度。めっちゃ暖かそう。Tシャツ2枚重ねで、十分過ごせそうな気温。

今週のロンドンは天気も悪い。昨日は、雨だった。サンドウィッチをオフィスに自転車で届ける僕にとって、雨と冷風は何とも言えない。雨が降り出して、メガネに雨粒が滴り、僕の体を冷やし始めると、『あ~、あ~』と無意味に連呼する。ただ、それが3分くらい経つと、『結局あとで、乾くしええやん!』という気分に変わり、ヘッドフォンから流れる音楽に合わせて、歌いだす。こんなときに、『雨に歌えば』が流れてきたら、最高なのだが、なんて思いながら(後半、嘘)。

歌う、で思い出したが、最近ハンガリー人に突如、


『イ~シ、ヤ~キイモォ~・・・オイモッ!』


というフレーズを歌ってあげた。それを聞いたハンガリー人は爆笑。ここ数日の彼の中でのブームになっている感じ。

ハンガリー人『ネェ、ネェ、アレ、歌ッテヨ!Sweet Potato ノ アノ 歌!』

僕『イイデェ、 ♪イィシ、ヤァァキ イモォォ・・・オイモッ!』

ハンガリー人『最高ダヨ!最高だよ!』

ただ、僕は毎回、歌っているときに顔もガッツリ決めて歌っている。特に『オイモッ!』の部分は、ドヤ顔中のドヤ顔を決めている。しかし、彼は目をつぶって、上を向いて爆笑しているので、まったくそれに気づいていない。

今日も、Sweet Potato のあの歌歌ってよ!と言うてきたので、歌ってあげた。すると、他のハンガリー人が、他には!他には!という感じで攻めてきた。僕は友人からもらったSoul Flower Union and Mononoke Summit がカヴァーしている『ドンパパ節』を歌ってあげた。

僕『♪ドンドンパンパン ドンパァン パァン!♪』

僕のコブシの利いた歌声に一同爆笑。『民謡知っててよかったぁ~、Sちゃんサンクス』と思った。みなさんも、『石焼き芋』の歌でもキチンと歌えるようにしたほうがいいですよ。(ショウモナイ アドバイス)


話は急に変わって、今日久しぶりに本屋で立ち読みをした。日本にいたときの以来の立ち読み、やっぱり立ち読みっていいもんですねぇ。ロンドンはデザイン最先端の街でもあるので、デザイン雑誌が豊富。僕が今日立ち寄った町の本屋でも、普通にサラリもデザイン雑誌が置いてあるのです。それも、結構な量が。2,3冊を手に取り、値段を確認し、結構安かったので、購入しようかと思いましたが、タンス貯金の金額を思い出し、断念。頑張って働くど、と改めて思いました。

あぁ、石焼き芋食べたい。てか、結構高いですよね、石焼き芋。

先日、ブログにも書いたこちらのオーディション番組のこと。僕がサポートしていたトレイシーさんが、何と落ちました。抜群の歌唱力だけでは、スターにはなれないのですね。ただ、彼女がDon't miss a thingを歌ったので、スティーブン・タイラーがどんだけ上手いかが、分かりました。



2010年11月7日日曜日

7ヶ月経過で、考える。


あまりにも“豊かすぎる”日本から、思い切って飛び出して、早7ヶ月。月日の経つのは本当に早い。一張羅のダウンを着て、『寒い寒い』なんて言っていたのが懐かしい。今年のロンドンは11月になった今でも15度くらいを保っていて、例年よりは暖かいそう。

思えば、来英して2ヶ月語学学校に入学、韓国人、日本人、コロンビア人、イタリア人、トルコ人と毎日楽しくお喋りをしたっけ。

嫁さんが仕事を決め、僕が家で悶々と過ごす日々。ニートだった数ヶ月。この先どうしようか、どうしようか、と考えて頭に十円ハゲが出来る(真っ赤な嘘)。

Yo!Sushi!というイギリス系回転寿司屋の面接を受けて、まさかの合格。研修に招待され4時間、キッチンで巻き寿司を作ることに。『こんなことをしに、イギリスに来たんじゃなぁぁい!』と寿司を巻きながら、思ったっけ。

その後、色んな方向から自転車に乗ってサンドウィッチをオフィスに運ぶ仕事に。最初は肉体労働から『筋肉がつくぅぅ!!よっしゃぁぁぁ!!』と喜んでいた。ただ、その給料の安さに愚痴ることもしばしば。

『給料、安イ デスネン。』なんて、お客さんに言うと、

『仕事がないよりかは、いいでしょ。』と暖かいお言葉。

イギリスでは若者の失業率が高くなっているそう。日本も近い将来、多くの外国人が来れば、同じ状況になるんだろなと、感じる僕。

それ以来、今までの仕事に対しての自分の情熱が足りなかったと毎日チャリンコに乗りながら反省。うん、“豊かさ”に寄り添いすぎてて、自分の足で立ってないのに、支えられてる“豊かさ”に愚痴をこぼしてた。

色んな偶然や必然があるけども、今後自分がどんな道を歩むか、本当にロンドンから刺激を受けている。

一緒に働いてるハンガリー人は、大卒の給料が平均300ポンド(約4万円)。それをサンドウィッチの仕事だと、朝から昼まで働いて、出来高制だが月平均600ポンド(約8万円)。

一緒に働いているイタリア人も大変そう。イタリアのベルルスコーニ首相は、カード会社や電気会社など一般の人が頻繁に使うサービスを自分の会社にしているそう。なので、コネがないと仕事に就くのが困難だそう。

仕事を通じて、豊かじゃない人たちに、自分たちの出来る範囲で『おすそわけ』的なことを出来れば、なんて思ってきた。ここまで無茶して突っ走ってロンドンに来たのだから、もっと突っ走って、『どうやろなぁ』なんて、考えずに頑張りたいと思います。


と、自分に言い聞かせ、嫁さんに話をして、進んで生きたいと、行きたいと思います。


閑話休題。←いや、前置きにしたら長いっちゅうねぇぇぇぇん。今日は、X Factorでした。ただ、今家にテレビがないので、インターネットで見るわけですが、今日はネットの接続が悪く、あまりちゃんと見れませんでした。

テレビ、欲しいわ。こっちの電気屋では、サムソンやLGなど韓国系のメーカーが本当に多い。頑張れ、日本勢。負けるな、負けるな。頑張れ、ニッポン!



2010年11月5日金曜日

半そでチャリンコとハロウィンと汚い子ども(心が)


最近、暖かい日が戻ってきております、ここはロンドンでございます。本日も、気温は18度の標示。自転車を漕ぐ私は、ヒートテックではあるものの、半そで2枚で十分な暖かさを感じておりました。頭にはニット帽をかぶっておりますが、非常に汗っぽく、お客さんに『なんで、11月にもなって汗ばんどんねん』と思われてないか、非常に心配でございました。

堅苦しい前置きはさておき、先日ハロウィンがありました。日本でも、ちょくちょく郊外のモールで変装をした子どもを見かけるようになりました。(たいがい、こういう子どもの親はヒップホップダンス教室に通わせている、いわゆるミーハー系(批判ではありません))。初めて海外でハロウィンを過ごせるので、正直どんなもんかと、若干ドキドキしていました。ちょうど、その数日前に引っ越したのですが、その同居人がなんと、バッチリ変装していました。

『友達の誕生日パーティーあるから、10時過ぎには家出る!』
と言いつつ、メイクに11時過ぎまでかかってた3人。

この格好で電車乗るか、と感じましたが、酔っ払って疲れて、電車の窓に映った自分の顔見たときには、『私、バカじゃん』って思うんやろな、とも感じました。

ちなみに、前回ブログに書いたメキシコ人・ホセは次の日仕事があったため、家で待機。なので、撮影係りに徹してました。


僕らは、まったくもって参加しなかったのですが、前日に語学学校で一緒だった人たちの飲みに行きました。パブの中が人ごみだったので、外でワイワイ飲んでいたら、道の先からバケツを持った小さい子どもが近づいてきました。『トリック オア トリート!』と言いながら、思いっきりバケツを突きつけてきました。たまたま、嫁さんがミント味のチョコレートを持っていたので、結構な量をバケツに入れてあげたのですが、次の瞬間、


『これ、嫌い!』『これ、好きじゃない!』


と一言。

『汚い顔して、汚い髪して、何わがまま言うとんねん!』

と日本語で言ってやりました。秋田のなまはげに食われたらええねん、そんな子は!

ちなみに、ハロウィンはアメリカのもので、イギリスは5日(金)に『ガイ・フォークス』というイベントで、花火があります。起源は、あるオッサンがウエストミンスター寺院の地下を爆発させようとして、失敗して捕まって、処刑されたと、だいぶ端折って、そんな感じの祭りです。よく、わかりません。


最近、サンドウィッチの商品でドライフルーツが追加されました。そのパッケージがお洒落なので、写真を載せます。

砂糖も、添加物も、何も入ってないナチュラルなドライフルーツだそうです。やっぱり、パッケージはデザインよくないとダメですね。

日本だと、余計デザインって大事ですよね。ですよね。

では、先週のオーディション番組『X Factor』をどうぞ。

ゴシップ紙にもあまり取り上げられないですが、実力は尻上がりのレベッカ・ファーガソンさんです。メイクや顔の感じが工藤静香に似ていると上田家では話題です。