2011年4月25日月曜日

写真と写真と写真、東ロンドン。


10日間の一時帰国を前に、少しでもロンドンを知っておこうと付け焼刃のロンドン観光に出かけた。嫁さんが、バイトとバイト仲間の誕生日会だったので、結構時間に余裕もあり、突き抜ける天気にも助けられたりで楽しい一日一人自転車旅行を楽しんだ。

自宅のある西ロンドンから、テムズ川沿いを走り、ビッグベン、ロンドンアイを通り過ぎ、東ロンドンのイケてるスポット、ブリックレーンまで。距離にして、15kmくらいか。

家から数分走ったところにあるのが、チェルシーというサッカークラブチーム。野球で言うところの、巨人のようなチームだ。

こんなスタジアム他にはない。これがスタジアムへの入り口なのだが、その入り口には何とも高そうなホテルが構えている。

ここが敵チームのスタンドになるのだが、規模が違う。

すでに来シーズンのユニフォームがお目見えしていた。購入できるのは、5月12日から。青がホーム、白がアウェイ、そしてガニ股の男が僕である。

ユニフォームのスポンサーはアディダスで、チームのスポンサーはサムソンである。スタジアム博物館とショップには、サムソンの薄型テレビがたくさん並べられていた。一瞬、ヨドバシカメラ梅田店かと思ってしまったが、並んでいるメーカーはサムソンのみ。強いぜ、韓国製。

そして、再び自転車を走らせ川沿いに出ると教会が。その前に立つ銅像の顔面が金色に光りすぎていて、奇妙だった。そして、この男も奇妙である。

いや、僕です。


そして、再び自転車を走らせ一気に中心地へ。今は、キリスト復活を祝うイースターという休日で、いつもより多くヨーロッパから観光客が来ている。

そんな観光客が集まるビッグベン

歴史あるビッグベンの後ろに、クールブリタニアの一環で立てられたロンドンアイという観覧車。そして、その間にはためくユニオンジャック。

アマヤンという友人がいて、本名がアマノで、そんな彼を思い出してしまった。しかし、これは日本食ではなくイタリア系のレストランだった。amanoってどういう意味だろうか。

右側に見えるのが聖ポール大聖堂。韓国人の友人が教えてくれたのだが、そこの上から見えるロンドンが一番キレイらしい。そして、見にくいかもしれないが、川にはミレニアムブリッジという橋がかかっている。聖ポール大聖堂から、テートモダン博物館につながる橋である。実にフォルムが美しい。


そして、東ロンドンに入るのだが、東ロンドンは若者が多い。また、オシャレな街の雰囲気がたまらない。僕らが住んでいる西ロンドンとはまったく異なる雰囲気がある。狭いロンドンで、こんなにも違うのかという感じである。

一気にアートが増える東ロンドン。

もちろん、壁に絵を描く行為はこちらでも違法である。ただ、中には依頼されているものもあるし、違法で描かれて、その価値が評価され、オークションでかなりの高額でやりとりされているものさえある。

「チャンスストリート」。何かをつかめそうな気にさせてくれる。

『ここでお待ちください。お前が使いものになるまで。』と書いてあった。思わず、3分ほど待ってしまった。いや、誰が役立たずやねん。

インド・バングラディッシュ系のお店が多いのも、東ロンドンの特徴だ。

この建物は、不動産屋。ファンキーすぎて、家借りる気がうせるのは、僕だけだろうか。

『パラダイス通』。いや、パラダイスの要素一切なし。

ブリックレーンでグラサンを買った。自分で買ったのは、中学2年生のときに、フリーマーケットで手に入れた黄色レンズの横長グラサン以来のグラサンだ。そんな説明抜きにして、顔が腹立つ。

いつ行っても、迎えてくれるお店があると嬉しい。そんなお店がロンドンでも出来た。といっても、自分が働いているところだが。それでも、いつでも行ける雰囲気、素敵なスタッフ、本当に運がいい。

チャオ、ベッラ!!

2011年4月23日土曜日

魔法にかけられたフットボール。


抜ける青空に、体を包む爽やかな暖かさ。

なんちゅう天気の良さやっちゅうことです。バイトを終えて、トラファルガー広場を横目に、バッキンガム宮殿に続く広い道を自転車でポタリングしていて、

『なんちゅう、天気の良さじゃ、これは!』

と思わず叫んでしまう天気の良さ。さらに、気温も25度を超え、日焼け日和だった。日没まで時間もあるので、プラプラしようといつもと違う道で家の方向に向かうことに。しかし、思ったより早く帰宅してしまった。

今から、もういっちょ日焼けしにいこうか。と思いながらテレビをつけると、何やらお姫様の結婚話の映画が放送してある。僕には違和感のあるアメリカ英語で、クイーンだなんだと言っている。アメリカには、クイーンなんておらんやろがい。

そして、その映画が終わって、『魔法にかけられて』というディズニー映画が。アニメと実写をまじえて、お姫様が現代のNYにタイムスリップしてしまうという映画。

来週のウィリアム王子の結婚に備えて、世間は盛り上がっている。

と、ブログを書きながらも『魔法にかけられて』の内容が気になる。


さて、先日嫁さんの友人夫婦が新婚旅行で来英。滞在中は、一滴も雨が降らなかった。また、一緒に行ったサッカーは、最高だった。プレミアリーグのwesthamという東ロンドンのチーム。イングランド代表の選手もいて、やはりプレミアリーグはレベルが違う。僕が以前行ったその一つ下のリーグのレベルとも格段違う。

サッカーは、もとい、フットボールは面白い。

どこのスタジアムも、入り口は狭い。かなり太った人は確実に諦めないといけないのか。

出た、日本代表の僕。そして、アメリカのアマチュアチームのマフラー。プレミアリーグの要素一切なし。でも、楽しいからよし。

試合中、横になる警備員たち。いや、テレビの前のオバハンか。真後ろで、世界最高峰と言われている試合してるのに、テレビも前のオバハンか。

そして、試合後スタジアムの外で写真を撮ろうと駐車場に入ると、ロールスロイス・ファントムが。どうやら、チームのオーナーの車のようで。3台色違いでデーンと構える姿に唖然。

ただ、うちの嫁さんは一気に車に近づき、カメラをパシャパシャと。ロールスロイスのエンブレムも至近距離でパシャパシャ。その後、運転手が乗っているのに気づき、大慌て。


次の日は、アビーロードに向かいお決まりの横断歩道ショット。そして、その後駅にあるビートルカフェで記念撮影。



そうこうしているうちに『魔法にかけられて』が終わった。凄まじいエンディング。まとめた感が凄まじい。気になる方は、是非。

チャオ、ベッラ!

2011年4月22日金曜日

ピートとステフと寿司と焼き。


久々にブログをサボってしまった。特段時間が無かったというわけではないが。

先日、バイトの同僚であるピートと彼女と寿司パーティーをした。結構前から寿司パーティーしようと話していたのだが、お互いの予定が合わずに、ズルズルときてしまい、ようやく決行することが出来た。

当日は、日本のスーパーで購入した鮮魚と、日本から送られてきたタコヤキ粉を持ち寄り、寿司・タコヤキパーティーを敢行。

実は友人たちが、タコヤキ粉を送ってくれたのだが、一緒になんと阪神タイガースのタコヤキ器も送ってくれたのだ。

ピートとタコヤキパーティーをする前に自分たちでやろうと、タコヤキを実践。ただ、もちろん電圧が違うので変圧器を通じてタコヤキ器を起動してみても、つかない。ということで、イギリスのコンセントに直接接続。

すると、なんと若干違う煙が出てきたのでタコヤキ器を使うのは断念。

そして、キッチンの片隅に追いやられたタコヤキ器。ただただ、タコヤキ粉で作るタコヤキの味をした平べったい『焼き』は非常に美味だった。口に入れた瞬間、東淀川のイズミヤの近く、おばちゃんが許可を取ってるのか取ってないのか、わからないお店の前の空気感が漂った。(意味不明)

ともあれ、ピートと彼女のステフと、僕と嫁さんで寿司パーティー(『焼き』あり)をした。まずは、赤ワインで乾杯。10分後に、顔面紅潮。僕の話術も好調、なわけもなく。ただ、楽しいひと時を過ごすことが出来た。

米を研ぐピート。米を研ぐという、基本的なことも彼らにとっては未知の世界。

嫁さんが、巻き寿司の説明をしているところを真剣に聞くピートとステフ。いや、そんな真剣に聞いても自分たちでやろう!とはならへんやろと思った。食べたかったら、いつでもパーティーしようぜ、とも思った。ただ、ステフのほうは料理が好きで、アルファベット順にロンドンの民俗料理を紹介したブログを書いている。

二人とも去年までの2年間中国は上海に滞在していた国際派。そんな二人と仲良くさせてもらって、僕も嫁さんも満足。

4人の中で、一番僕が口がデカい。彼らの家は1DKで素敵だった。ロンドンのブリックレーンという、大阪で言うところの南堀江というオシャレスポットで、オシャレな部屋だった。ディナーを始める前に普通にキャンドルを灯すなんてシャレたこともしていた。

もし、日本で誰かを家に招いたときは、完全にパクろう。

ブログを読み返して。僕の口がデカい下りは必要ないと思った。でも、そのままアップロード。乾燥で、咽が渇くし、咳が出る。

チャオ、ベッラ。

2011年4月12日火曜日

抜ける青空の下の、ワオ!!


最近、ものすごい天気が良い。昨晩、少し夕方に雨が降ったので、肌寒さがブリ返してきた感があるが、それでも十分暖かい。

空に、青色絵の具をひっくり返したような・・・という言葉が似合う青空が広がるロンドン。え?空に、青色絵の具ひっくり返したら、逆に、地上に絵の具ダダ垂れになりますやん。なんじゃ、この比喩。ただ、青空が広がるのは、本当に最高だ。

曇りの多いロンドンを1年過ごして、晴れてる日の大切さがわかってきた。といいながらも、昼間にこうしてブログを書く僕は、どこまで出不精やねん、という突っ込みさえ入れたくなる。


さて、そんな青空の日を利用して、嫁さんがバイト終わるのを待ち、僕のバイトの時間までの数時間、散歩に出かけた。

犬のウンコは持って帰る必要なんて無いぜ、ここに捨ててくれよな。というボックス。日本では持って帰るのが普通だと思うが、こちらではこんなボックスが公園でも結構見かける。そして、これを集める仕事があって・・・。というように雇用を作っている。(予想)

上田ブログマニアで、上田マニアの人はお気づきかもしれないが、上の写真の自転車が、前に乗っていた自転車と大きく違う。色も形も、何もかも。そう、買い換えたのだ。中古を買ったのだ。前のタイヤは、前後のタイヤを買い換える必要があり、それを買うなら、中古で全て買い換えたほうが安かったから。

そして、その自転車に乗って、ETのマネをしている嫁さん。しかし、僕には残念ながら嫁さんの指先にETらしきモノ影は見えなかった。

そして、歩みを進めて到着したのが川沿いの公園。そこに着くなり、まだオシャブリをしている2歳児が思いっきり木の棒で、公園の植物の破壊行為をしていた。思いっきり、バッシン、バッシンと。日本では確実に見かけない光景だった。まだ、オシャブリをしているのに、行為自体は中学生ばりの破壊行為。末恐ろしいぜ。

そして、また驚くことが。嫁さんが、公園にあったあるものを見て、『あ、あれ高飛びのやつじゃ。』と。その視線の先に目を向けるとなんとビックリ。

いや、ラグビーのゴール!!高飛び?いや、ラグビーのゴール!!!嫁さんの記憶に、ラグビーのゴールが強く残ることを祈って、何度も突っ込んだ。

いや、ラグビーのゴール!!

そもそも、高飛びって、棒高飛び?それとも、走り高跳び?もし、走り高跳びなら、世界記録ゆうに超えとるわい。

そして、この公園の隣にはイギリスの歴史指定建物の一つである、フルハムというサッカーのチームのスタジアムが。

ここのオーナーは、有名高級百貨店のハロッズのオーナーでもあるそう。そして、もしかしたら来シーズン日本のGKである川島選手が来るかもというニュースを聞いた。

待ってます。



この日は、短い時間だったが、いろんなことがあった。全て、ひっくるめて、ワオ!!(意味不明)


P.S.
今日、プロ野球の開幕戦をネットで見ました。阪神、広島に勝ちました。やっぱり嬉しいです。野球のあのやり取りは、サッカーになくしびれる競技だと改めて感じた。とにもかくにも、スポーツが好き!(観戦)