2010年12月31日金曜日

アンラッキーとラッキーとイニッ!

クリスマスが過ぎ去って、会社に戻る人もチラホラだとか。ただ、明日は年末のカウントダウン。その準備でしょうか、今日は花火の空砲みたいなものが聞こえていました。

先日、冬のセールにちょっくら出かけてきました。

街中は、僕らを含めて英語を話さない人、人、人。ロンドンの外から来ている人が、おそらくほとんど。ものすごい、人でした。大阪の心斎橋商店街をはるかに越える人、人、人。渋谷の交差点朝の5時、クラブ帰りのあれ以上。というか、人の数は似たようなものかもしれません。

ただ、色んな国や地方から人が来ているからか、歩いてる途中で止まる人、いきなり振り返ってくる人、めっちゃゆっくり周りをキョロキョロしながら、歩く人。僕は、その中で舌打ちをしながら歩く人でした。

アカン、アカン、そんなことで苛立っているようではいけません。結局、セールではジーンズを試着したものの、購入には至らず。1月末までセールはやっているようで、もっと安くなるのを待とうかと思います。

さて、そんな人だかりの中に、すごい人を2人見つけました。


まず、一人は日本でも有名な、いや、超有名な日本人。華道家、假屋崎省吾さん!いや、いや、ほんとうに驚き。そんな假屋崎省吾さんのwebを調べてみると、今パリの素晴らしい宮殿で個展をされておられるそう。日本人の生きている人、史上初の個展だとか。本当に、素晴らしい人ですね。

嫁さんと歩いていたのですが、嫁さんがいきなり、『か、か、かりや!』と叫びだしました。『え?!何言い出すんや!』と思い、嫁さんの顔を見ると、一点を見つめる嫁さんの顔が。その視線の先を見ると、假屋崎省吾さん!おそらくスッピンだったかと思いますが、テレビで見るよりキレイでした。ものすごく上品でしたので、一発で分かりました。

ただ、話しかけることも失礼かと思い、目の前を通りすぎました。

その後、『カメラを撮ってもらえばよかったかな』

とか

『何か、地図見てたから、どこか行きたいとこあったんちゃん?』

やら、

『もし、一緒に写真撮ってください、って言うたら、いいよってことになって、

旅行で来られてるの?なんて、聞かれて、

いや、こっちに2年間だけ住んでるんです。みたいな話になって、

え?そうなんだ~!じゃ、ここの店に行きたいのだけど、ここ知ってる?

みたいになって、あ、知ってますよ、それやったら、途中まで送ります!

とか言うたら、せっかくだから、一緒にご飯でも?ってなるんちゃうん!』

と興奮して妄想トーク炸裂してました。非現実的!


そして、もう一人が、ロンドン地下鉄の駅員さんです。

ホームに立ち、『電車が近づいてまいります、お気をつけください。』

とか、

『この電車は○○終点です。□□に行きたい人は、○○で乗換えが必要です。』

やら言う人です。別段、変わったアナウンスをしていなかったのですが、その人を見てびっくり。真紫のモヒカンロックおじさんでした。おじさん、めっちゃファンキー。いや、パンク精神すげー人でした。

撮影をしてないのが、悔いに残ります。


話は変わって、最後にもう一つ。僕の家の最寄り駅が走るセントラルラインという線はあまりトラブルが無いラインです。遅れることもあまり無く、止まることも無いんです。

ただ、セールの日。ものスゴイ遅れて電車が到着。その時点で、僕のイライラは、朝のラッシュで、何食わぬ顔して、ええ格好してるサラリーマンが、やたら体ごと押してくる、そのプッシュに、対してのイライラを超えるくらいイライラ。(タトエ、下手やし遠回し)

遅れてきた電車は、目的地オックスフォードストリートのだいぶ手前のホワイトシティという駅で止まってしまう電車。しかし、これ以上は待てないということで、思い切って乗車。電車は動いたものの、次の駅に着く前に、また停車。

そこで、すかさず車掌が

『信号待ちでぇぇす!』

のアナウンス。オイオイどうかしてるぜ。という車内の雰囲気。しばらくして、車掌が、

『まもなく動きまぁぁす!』と。

車掌のノリノリ加減に、乗客も苦笑い。また、しばらく動いて停車。『おい、何回止まんねん!こっちは、急いどんねん!』と僕のイライラもマックス。

すると車掌が

『目的地はホワイトシティでしたが、もっと先まで行くことになりましたぁぁ!あなたたちは、ラッキーですねぇ!』

と車掌、乗客はそれに対して笑いで返す。なんてチャーミングな光景。しかし、僕は『何がラッキーやねん!だいぶ遅れてるやんけ、その時点でアンラッキーやわ!』と思いました。

ただ、こんなロンドンライフ過ごせてる僕は、大きくラッキーです!

ということで、本年もお世話になりました。今年もありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いいたします。

最後に、最近僕の気に入っている番組をどうぞ。



南ロンドンの白人若者chavs言葉です。It's sooo brilliant, innit! You is amazed, innit! Qualitttty!嫁さんの働いているカフェのお客さんは、こんな喋りの人が多いそう。

では、ハッピー ニュー イヤー。

2010年12月28日火曜日

ロンドンの金八、ロン八先生!

25日から、28日までロンドンはお休みです。25日はクリスマス、26日はボクシングデー。27日、28日はその代休。長い長い連休です。

家の近所に、ヨーロッパで一番大きなショッピングセンターがございまして、そちらに目掛けて大量の車が押しかけております。26日から、クリスマス後の大きなセールがありますので、そのセールめがけて大量の車が押し寄せているわけでございます。

25日と26日は嫁さんも僕も仕事休み。その大きなセールに買い物をしに行こうと思っていたのであります。ただ、仕事場で流行っていた風邪を完全にいただいてしまい、嫁さんはダウン。『いやぁ、クリスマスプレゼントに、風邪もらってもたわぁ~。おいくらぐらい、しまんのやろか?』とオシャレなことを言うておりました。(嘘)

ということで、横になった嫁さんと、とりあえず家でまったり。サンドウィッチの仕事がすでに終わっている僕には、この冬休みに見たいものがありました。

それは、金八先生。僕、好きなんです。

ロンドンの渋滞、ロンドンの多民族、ロンドンの雪景色、ロンドンブリッジ、ロンドンアイ、ロンドン塔、ロンドン全てを忘れて!完全に忘れて!

ロンドンの全てが、東京の荒川になるくらい、連続して金八を見ました。おそらく1日で10時間以上。

シリーズ6。上戸彩が出てきたシリーズです。やはり、卒業式、お別れ会は、声を押し殺してむせび泣きました。風邪で寝込んでいる嫁さんを起こさないように、声を押し殺してむせび泣きました。


実は、嫁さんは金八を見たことがなかったそう。その事実に驚愕。そんな嫁さんに何とか見てもらおうと思い、最初はゴリ押しで見せました。

途中まで見て、『お風呂入る』と言い立ち上がった嫁さん。しかし・・・、立ち上がったものの。

金八先生の熱の入った授業は続きます。ずっと、続きます。

その動画を見入る、嫁さん。

授業を続ける、金八さん。

授業を受ける、嫁さん。

授業を続ける、金八さん。


結局、その回の最後まで嫁さんは立ったまま、ドラマを見てしまいました。その感想が『めっちゃ、いい授業するじゃん。』でした。

だから、言うたやん!だから、言うたやん!

そんな言葉をかけたかったのですが、そんなことをするのは野暮。僕は、お風呂に行った嫁さんの後姿を、優しい優しい笑顔で見守りました、金八先生ばりの。

というわけで、最近頭の中は、海援隊の『まっすぐの唄』という曲が流れています。どうやら、モノマネも出来そうです。



このソーラン節、格好いいんです。実は、僕の結婚式に高校の野球部のメンバーがまったく同じ曲でソーラン節を踊ってくれました。2月の寒空の中、ふんどしイッチョで。

クオリティは、上の動画の2億分の1でした。その行事が恒例になっているそうなので、次の結婚式では僕も一生懸命踊りたいと思います。


2010年12月23日木曜日

慌てない慌てない、一休み一休み。

いや、日本を離れるってすごいね。

チェスカ茶屋町って何?!今、ネットで見つけてしまいました『チェスカ茶屋町』という文字。何でも国内最大級の本屋が出来るそうで。もちろん、大阪以外の方にも、『チェスカ茶屋町』って何?というふうになるのでしょうが。

茶屋町というのは、花の都・大阪の中心、梅田の北あたりでしょうか、『ちちんぷいぷい』という日本で一番ゆるい番組を放送している毎日放送がある場所です。

と、ここまで書いて、改めてネットで調べてみましたが・・・

チャスカ茶屋町の、間違いでした。チャゲ&アスカを一体化したような、このネーミング。もしかして、この『チャゲ&アスカ・・・』というクダリも、多くの人がすでに言ってそうで。

僕は、NU茶屋町しか知らないので、ちょっとショックでした。

ただ、今巷では『困り顔』というのが流行っているそうで。これは知ってます。加藤ミリヤが事の発端だとか。

こちらでは、サッカー・マンチェスターシティのカルロス・テベスが、移籍するという話で盛り上がり、結局しなかった、ヤッター!というクダリで盛り上がっています。

世の中、目まぐるしく動いているので困ってしまいます。

元祖、困り顔といえば、一休宗純。
もしかして、こんなことも日本では
誰か言うてますかー!?


2010年12月20日月曜日

フェデリコと寿司とGTOと訛り。


日本の年末年始には、年末年始の挨拶だとか年賀状だとか、お年玉だとか、おせちだとか、色々様々な行事があります。

その期間に当たるのが、イギリスではクリスマスです。「良い、クリスマスを!」なんて挨拶や、会社同士で送るクリスマスカードや、クリスマスギフトや、七面鳥などです。

こちらのクリスマスは、家族で過ごすことが当然の様子。日本のお正月と同じように。

そんなクリスマスには、まったく関係のない話ですが、先日同僚でイタリア人のフェデリコたちと寿司パーティーをしました。

寿司ネタを買うために、バイト後に嫁さんと合流し、3人で寿司ネタを探しに日本食スーパーへ。そこで、日系のフリーペーパーを手にした嫁さんを見つけ、表紙を飾ってる人の質問を浴びせるフェデリコ。その表紙とは、話題の海老蔵氏です。

カブキ!カブキ!

とはしゃぐフェデリコと僕。

よぉぉ~!ってか。日本好きなフェデリコ。

何とか寿司ネタを手に入れて、彼の家に。彼の家にはフランス人が数名待機しておりました。最初よそよそしかったフランス人も、次第に打ち解け、嫁さんが寿司を巻き始めると、ゾロゾロ、興味津々な目をして近寄ってきました。フランス人って、そんな感じなんかと初めて思いました。

寿司を切り分ける作業のときに、自称料理好きのフェデリコも参戦。

この時点で結構みんな酔っていたんです。でも様になってました、フェデリコ。グッジョブ。何がおもろいか、わからんけど、フェデリコの奥にいる僕も満面の笑み。

イタリア人のフェデリコもそうなんですが、フランス人もマンガ好き。ここの家にいたジェフは、無類のGTOフリーク。パソコンで、GTOに出てくる日本語のフランス語辞典を見せてくれました。

ショーナン、ボウソウゾク、チガサキ・・・



GTO言葉が出てくる出てくる。その中でも、一番好きな言葉が『オニバク』。それに対し、あまり分からなかった僕ですが、『あぁ~』と愛想笑い。すると、僕が理解したと思ったのか、そこから『オニバク!オニバク!』の連呼。

これほど、しんどいことはありません。向こうは日本語やと思って、日本人である僕に話しかけてくれてる。『オニバク!オニバク!』と。ただ、こっちは日本語かもしれんが、その意味さえまったく分からない。でも、もう分かりました。オニバク。おそらく、鬼爆やと思います。知らんけど。

ともあれ、楽しい寿司パーティーでした。

ちなみに、フェデリコはロンドンでイタリアンを食べたことがないらしく、絶対美味くない!と断固してました。なので、行ったスーパーでも

コンナ ボロネーゼ、食ベナイ デネ。
という、暖かいメッセージ。

イタリアの、イタ飯食べたいという気持ちだけが高まってきます。

デモ、バナナ ハ 大好キ!

結構な天然なキャラだと思われ、道を歩いていて、羊の置物をショーウィンドウに見た瞬間、

メェ~!

といいながら、羊のほうを指差してました。その意味のなさは、なんやねんな。

さて、あまり中身のないブログですが、一応英語も頑張っています。最近のお気に入りは、北イングランドの話し方です。

きっかけは、何回か書きましたオーディション番組『X factor』。その審査員の一人、シェリル・コールという女性歌手タレント。イングランドサッカー代表のアシュリー・コールの元奥さんです。

この人の英語が訛ってる訛ってる。ただ、現地の人に言わせると、彼女はまだロンドンで活動してるから、分かりやすい、実際に北イングランドに行けば、ロンドンっ子さえ分からない、と。

ただ、今調べてみたら、今年の10月に日本でもデビューしてました。ラジオで、ガンガン流れてますかね?とりあえず、楽曲は普通ですが、訛りがいいです。

『訛りがいいです。』なんていうと、マニアなおっさんみたいですね、僕。はい、そうです。


2010年12月15日水曜日

バナナケーキとプリン。


毎年、友人とキャンプに行くことが定例になっていた僕ですが、毎回レベルアップをするという目標をもって皆で取り組んでいました。もちろん、今後もレベルアップをしていくのですが。

市場で、アンコウを買って捌いて、アンコウ鍋を食したり、鍋焼きうどんだけを購入し、超手抜きなキャンプをしたり、適当に食材を購入しパエリアを作ったり、鶏のセセリを1kg購入し、僕がほとんど食したり。

まぁ、ここに書ききれないことがたくさんありました。その中でも、手間をかけた割には・・・というものがありました。


キャンプメンバーは、無類のプリン好き。そんなみんなの顔を思い浮かべて、プリンを作ったことがあります。何となく、レシピを見ながらオーブンなどを使いながら作りました。卵と牛乳をといて、砂糖を入れて、余熱にしていたオーブンにプリンをぶっこんで、加熱!出来上がったプリンを冷まして、冷蔵庫に入れて、キャンプ当日には、保冷バックにアイスノンを詰めて、プリンを入れて、ルンルンで持って行きました。

そのことを誰にも言わず、ずっと含み笑いをしながら、キャンプ地へ向かいました。僕の予定では、ご飯を食べた後にジャジャーン!とプリンを登場させ、食してもらう予定でした。

しかし、スーパーで氷を購入した後、キャンプ地までに解けてしまうという事実が発覚。なくなく、僕の保冷バックを提供することに。皆は僕がプリンを持ってきたことを知らないので、車の中でジャジャーン!と登場させました。そのときの皆の顔は今でも忘れません。屈託のない笑顔達。プリン好きが見せる屈託のない笑顔達。

そして、一人ひとつづつプリンを手渡し、食べてもらうことに。

一口、

二口、

三口、

静まる車内。含み笑いをする僕。そのとき一人が。


このプリン、もし気になり始めた、若干狙いたい女子と一緒に出かけて、作ってきたとしても、褒めへん美味さやわ。


何これ、卵豆腐ちゃうん?


うわ、ちょっと車酔いしてきた。



などなど賛否両論!(賛は、ホトンド無し!!)

初めてのお菓子作りは、大失敗でした。失敗は成功のもと、次回は頑張るぞ!と誓った僕でした。


そして、なぜこんなことを書いたかというと、今回再度お菓子作りに挑戦。とても、簡単な調理具、ルクエを使い作りました。


嫁さんが、先日韓国のスーパーでホットケーキミックスをゲット。こちらにはなかなかありません。ホットケーキミックスは、存在だけで美味しそうです。韓国語でかかれたホットケーキミックス。オシャレです。このホットケーキミックスがないと、作れなかったので、念願のホットケーキミックスムニダです。


おそらくこの大きい文字は、ホットケーキミックスと書いてあるのでしょう。その上の小さい文字は、なんでしょう。『こんがり美味しい~!』でしょうか、『みんな、大好き~!』でしょうか、『アニョハセヨ~!』ではないでしょう、確実に。


男の子も、ホットケーキの出来上がりを想像して、ヨダレを垂らしてしまってるのでしょうか。彼は、日本のペコちゃんの親戚でしょうか。


バナナを崩して、ホットケーキミックスと卵と牛乳を混ぜて、ルクエに流し込む!

そして、レシピ通りレンジに入れて、数分。出来ました。


田舎の布団か!なんや、このクタクタ感は!この使用感は何や!全然美味そうじゃない!クッタクタ


ズームで撮っても、クッタクタ!クッタクタ!

嫁さんが帰宅後、少し味見をしてもらいましたが、『これ、ちゃんと中まで火が通ってない。』との有難いお言葉をいただき、皿に移し、オーブンへ。結構、いい感じでコゲが入り、完成。

ただ、その日の晩。

嫁さんに、蕁麻疹が。。。確実に、バナナケーキのせいです。僕も少し体がかゆかったです。

こんな出来事、いとおかし。

2010年12月7日火曜日

雪と、年末の思い出と、東京と、大阪。


寒い、寒い、といい続けてますが、どれくらい寒いねんとお思いの方も多いはず。このブログを読んでいる方の大半が日本からの方なので、ロンドンの寒さが伝わりにくいことでしょう。

そんなことを書いている自分も、大阪の気温がまったく分からないので、今しがたYahoo!の天気で大阪の天気を調べてみました。

最高気温、18度・・・。最低気温、7度。最低気温の前日差が、マイナス7度なので結構寒く感じる7度なんだろうなと思います。ただ、最高気温18度って、まだ半そで短パンですか?18度って、まだまだ日焼け行けまっせー!って感じですか?例年、12月っていうのは、こんなに暖かかったでしょうか?

12月の思い出というのは、大概が年末のドンちゃん騒ぎ。

昨年ですと、会社の忘年会で出し物をした思い出。仕事以上に一生懸命取り組んだことを覚えています。僕、そういうことすんの好きですねん。

また、他に思い出すこととして、吹田人で吹田で飲み会をして2次会は、まさかの電車で梅田。13人だったでしょうか、じゃんけんで負けた人が全員の電車賃を払うという遊び。僕が負けて4000円ほど払いました。広島に片道バス切符買えるがな!今、思ったら!結局、みんなで朝帰り。結構寒く、体が底冷えした想い出が。

と、こんなことを書くつもりでブログを書いたのでは、ありません。日本の年末っていうのは面白いです。最近、嫁さんと年末の日本について話をするのですが、忘年会に鍋、カウントダウンに初詣。イベントごとが盛りだくさん。あぁ、ツクネの鍋、締めにうどんを食べたい。いや、セセリの焼き鳥1kgに、締めに梅茶漬けを。いや、ベーコンエッグとトーストに、締めにホットチョコレートを飲みたい。(ズイブン イギリス人 デス 僕)

脱線、脱線、脱線で、ひどい文章です。

そういうことで、ここ最近のロンドンの写真をどうぞ。

我が家のお庭。画像の左に見える腰くらいの高さの柵が
お隣さんとの境目です。


おそらく同居人ホセの靴。雨に濡れて乾燥していたのでしょう。
雪にまみれて、雪ミックスになっています。

ところ変わって、1年前に東京で食べたラーメン。
東京行きたい。

2年前に東京で食べた白子。
東京行きたい。

東京、こちらではトキオという単語が格好良いそうで、パーカーのデザインからご飯から、結構流行ってます。東京、世界一。ということは、大阪宇宙一。












2010年12月4日土曜日

写真をパソコンに取り込むのが、面倒なほど寒いロンドン。初雪が3日前に降って、昨日も今日も雪が降っていました。11月末や12月頭に雪が降るのは珍しいそうで、そんなことに境遇できてラッキーだと思うしかありません。

雪が降れば、結構暖かいので雪が降らない風の強い寒さよりも、雪が降ってくれたほうが嬉しいのです。

ところで、今年の紅白に兵庫県・川西市出身の植村花菜さんが出演すると聞きました。川西は僕にとって馴染みのある場所で、植村さんは以前僕が勤めていたシティライフのインタビューにも掲載されたことがあるのです。

それより何より、昨年の今頃でしょうか、年明けでしょうか、大阪のラジオ局で、やたら『トイレの神様』が流れていました。営業車で動き回る上司や同僚とともに、『トイレの神様』が流れたら、若干切なくなるという話をしていました。

僕なんて、曲を聞いているときに、前が見えづらくなり思わずワイパーを動かしてしまったほどです。本当は涙が溢れて前が見えなかったので、自分ワイパー(手)で涙をぬぐったっけ。(嘘)


先日、サンドウィッチを配達する会社についた瞬間、便意を催しました。なので、オフィスを訪問する前に、ファイト一発ということで、便座にすわり、ファイト一発かましました。

そして、ズボンを上げて水を流したのですが、思いのほか、僕のファイトがでかかったのか、前の人のファイトが邪魔をしたのか、水が流れず詰まってしまったのです。

『オーマイガー』とつぶやき、便座の隣にあったブラシで、グイグイ詰まったであろうファイトを押し込もうとしました。しかし、みるみる内に水が土色に変わっていきました。

『コレハ マズイ』と思い、少し水が減ったところで、もう一度水を流しました。しかし、結果は同じ。僕のファイトは一向に流れていきません。

負けても何度も立ち上がれという少年野球のコーチの言葉を思い出し(嘘)、再度ブラシでファイトを押し込みました。されど結果は同じ。水はあいも変わらず土色です。

正直、そんなに時間はかけられない。僕は満面の笑みでサンドウィッチを売りに、オフィスに向かわなければ、ならないんやー!ということで、便座をゆっくり閉めて、便座のふたも静かに閉め、たまたまトイレの剥がれた長方形のタイルが数枚落ちてあったので、便座のふたの上に、長方形のタイルで『×』マークをつくり、何事もなかったように、サンドウィッチを売りに行きました。

ただ、♪トイレには神様がいるんやでぇ~♪という嘆きのボインの音節を真似たかのような歌が頭をよぎったのと、前の会社でトイレ掃除担当として、結構キレイに仕上げてたつもりだった僕のプライドが、糞を置き去りにした自分が許せなくなり、オフィスをあとにして、速攻で元のトイレに駆け込みました。


水が流れてるか!

糞は流れてるか!

水が糞を流してくれたかー!!


という願いとともに、トイレにダッシュ。すかさず、×マークのタイルをどけて、便座のふたをパカッとオープン!



ドーン!!


あいも変わらず、僕のファイトが土色の水に混じって、堂々とした姿を見せてくれていました。

さすがに、本当に時間がなかったので、タイルを×マークに戻し、便座の前で合掌し、去りました。


次の日、おそるおそる同じトイレに向かいました、周りに人がいないのを確認して。というのも、火事場の犯人は犯行現場に戻ってくるという言い伝えが、イギリスにもあれば、怪しい僕を見つけた瞬間、

オマエ クソ ノ ハンニン、 オマエ クソ ノ ハンニン!!

と必死の形相したブロンドに言われると、思ったからです。


カチャっと、トイレの扉をあけて、ゆっくり便器の方向に目をやると、

ピッカーン

どなた様が、私の忘れ物を流してくれた。どなた様が、ありがたや、ありがたや。。

と、再度便器に向かって合掌。

みなさん、トイレには神様がいるんやでぇ。



2010年11月30日火曜日

体型の変化とポテチとドーナツとワトソン。


今日の最高気温は3度でした。今は夕方の4時過ぎでございますが、もうすでに太陽は沈んでいるかのような暗がり。夏の日が長い分、冬の日は短いのです。

ロンドンに住んで8ヶ月が過ぎましたが、吹田と変わらない感覚で町を歩くことができています。いや、それは少し言い過ぎたか、若干オドオドしながら歩いています。

話は変わって、僕の体型について。日本を出国した際の私の体重は、60kgを少し越える細身でございました。その当時、朝起きて、パン食べて、仕事に入り、タバコを吸い、お昼はコンビニの食べ物、そして、タバコを吸い、夜遅くに帰宅しご飯を食べて寝るという繰り返し。間食をしない、特にお菓子なんかは食べないのが、ポイントでしたでしょうか。

それが、ここ最近の生活では、朝・昼・夜をしっかり食べる上に、タバコは1日1本or2本。もうここまできたら、やめなはれというお思いの方もおられるかもしれませんが、かなり本数は減りました。

その反動というか、増えたのがチョコレートやポテトチップスの類。今日も、仕事帰り家の近くのスーパーに、パァ~っと予定調和のごとく入店し、あらかじめ知ってたかのごとく売り場に直行に、ポテトチップスの大袋を手に取り、レジに進みました。自分で言うのもなんですが、流れるような一連の作業で自分で自分を褒めたくなりました。ただ、その予定調和を嬉しくも崩してくれたヤツがいたんです。

それが、3種類のポテトチップスの小袋が6袋ずつ、合計18袋も入ってるポテトチップスがレジの横で安売りしていたのです。手に持っていたポテトチップスを返却し、すかさず安売りのポテトチップスをゲットし、2ポンド払い家に帰ってきました。そして、このブログを書くまでの間に、3種類、1袋ずつ食べてしまいました。

さらに、飲むようになったのがジュースです。日本にいるときは、お茶だ水だと買って飲んでいましたが、無類のジュース好きの僕なので、こっちにきてからはジュースを飲むようになりました。こっちのスーパーでは、3本で5ポンド!とかまとめて購入すると何かと“お得”なので、それに任せて買っちゃってます。(ナンツッテ)

28cmの靴よりもはるかに大きい、枕と間違えんなよ!と自分に言い聞かせます。

ジュディマリの『イロトリドリノセカイ』を思わず
独身OLのように口すさんでしまう
(ンナコトハ、ナイ)ジュース売り場。

そして、今でも並んでいるのかも分からないが、東京では2時間待ちというクリスピークリームドーナツも僕の好物の一つ。1個1.20ポンドもするので、低所得の僕がショッチュウ買うわけにはいかないが、買ったときには、それはもう大事に大事に、愛でるように食す。

あぁ、写真を見てるだけでよだれもんです。

子どもの成長記録のように、シャッターを切る。
後ろにいるのは、ハリーポッターのエマ・ワトソン。

あぁ、また一歩成長したドーナツ。

関西学院を思い出させてくれるくらいの三日月なドーナツ。

にしても、エマ・ワトソン、老け過ぎ。インタビューに答える彼女の額のしわが松尾伴内並み。

9年で、人ってこんなに成長しちゃうんですね。おぉ、怖。

というわけで、そんな食生活をしても体型の変わらない自分にドスコイ!












2010年11月25日木曜日

学生と霧とホプソンの説明。

サイババの誕生日を無事終え、(何もしてない)、ますます寒くなってきた、ここロンドン。私、上田大輔、熊本生まれは次のステップに向け、動きはじめました。ただ、ちょっと動いただけ。何も決まってないが。

気づけば、サンドウィッチを自転車に乗って各オフィスを回る仕事をして、4ヶ月か5ヶ月。だいぶ、背筋がつきました。腕の筋肉もついたように思えます。(ただ、いつまで経っても、細いのは細い)あと、髪の毛もやたら伸びてきて、浪人生のようです。さらに、毎日同じ格好をしているので、メンズノンノのような格好をどのようにすれば、良いのかさえ分からなくなってきました。オシャレしてぇぇ!

今週はどうやら、雪が降るようです。まぁ、ロンドン市内では降らないでしょうが、ロンドン郊外は少し降るかもって、いつもトロピカーナを買ってくれるホプソン(黒人のクールガイ)が言ってました。

ついでに、彼はロンドンの色んなことを教えてくれます。たとえば、霧のこと。


僕『イヤ~、霧 スゴイ デス。』

ホ『昔は、ロンドンに工場がいっぱいあったから、霧がもっとすごかったんだぜ。あの霧は工場のせいなんだぜ。俺が小さい頃は、数メーター先が、たとえば、ここからそこのソファーまでの距離が見えなかったんだぜ。』

僕『エ!? ソコノ ソファー マデ!?』

ホ『そうだぜ。スクールバスなんかも、警備員が先頭にたって、ハンドライトで先を照らしながら、先導するもんだから、家から学校まで、かなり時間がかかったもんだぜ』

僕『エ!? 人ガ先導デスカ!?』

ホ『そうだぜそうだぜ。』

僕『日本デハ、ロンドン ハ 霧ノ都ッテ 呼バレテイマス。』

ホ『昔は、そうだったな~。今じゃ、工場は郊外に移ったから、霧は昔ほど、すごくないが、そら日本人もそういう風に呼ぶわけだ。』


てな具合に。

ついでに、先日も本日も学生運動がイギリス中で勃発しています。大学の学費が、3,000ポンドから、一気に3倍の9,000ポンドに値上がりをするというので、学生が暴れています。これもホプソンが教えてくれました。

もはや、先進国とは思えないほど、暴れています。

昔、家から関西大学を通って、江坂にカラオケに行っていたときのころ(中学3年生のイチビリボーイの時期)、関西大学には多くの立て看板がありました。政治批判だとか学生運動がどうだとか。しかし、最近はすっかりオシャレになってしまい、学生全員が草食系のようです。一切立て看板はありません。時代は変わるものです。

学生は体制と闘うべきですね。何もなくても、ささいなことでも、闘うべきです。私の母校が茨木に大きなキャンパスを作るというニュースを見かけましたが、『京都がいいに決まってる!』『なぜ、茨木なんだ!京都のプライドはないのか!』『茨木には、マイカルとユーアイホールと養老の滝くらいしかないぞ!』『京都にある木屋町みたいな飲み屋街は、茨木にはない!』と体制と闘うべきです。そんなに学生ライフを楽しんでないですが、何か京都は良かった想いがあります。

では、そのニュース映像をご覧ください。



今日はヘリコプターがやたら、飛んでいました。どうやら、次は12月4日にあるそうです。しかし、学生のパワーはすごいですね。今日、このニュースを見るまで一切知りませんでしたが。

では、また次回!アディオス!

2010年11月22日月曜日

11月23日はサイババの誕生日。


数ヶ月前に、嫁さんが一人ホテルでインターンをしていたので、僕は一人で部屋で、悶々と自分の人生について、ひたすら考えていました。そのときは、そのときで、結構悩んで、悩んでいたのですが、最近また考えることが多くなってきました。

考える、悩むということは、少し余裕が出来たのだと思うことにしているのですが、前回の悩みから、1周り大きくなって、悩んでいるのだと思うようにもしています。

しかし、本当にイギリスに来てよかったと思うことが多いのも事実。こちらに来ている日本人で、何か志を持ってきている人が比較的多い。そんな人と話をしていると、寒い日にポタージュを飲める心の温かさを感じる。(意味不明)

そんなことで、嫁さんとも話すことが多く、毎晩飯を食いながら、問答を繰り返す。

最近、なぜか頭の中でpsybava(サイババ)という大阪のバンドの曲がループする。このバンドには2年ほど前に、所属させてもらっていたのだが、え?もう2年前?、書いてて自分でもびっくりした、なかなかかっこよく進化している。ライブの数も増えて、すごい人とも共演して、頑張っている。彼らは彼らでもがいて、もがいて、トライ&エラーを繰り返しているのだろうが、傍から見ていて、進化している。


で、今日は今日で、夢の中で、高校の野球部監督が、サイドスローで悩む僕に向かって

『お前は、一回死んだ人間や。何をくよくよ考えてるねん。』

と言われた。リアルで、目が覚めた瞬間、正座しそうになったほどだ。


と、色々過去の自分から今の自分に問いかけることが増えた。こんなことは、今まであまり無く、のほほんと暮らしてきた僕なので、いい傾向だと思う。


前回ブログに書いた、カスタードアップルを食べた。写真を見ていただくと分かるかもしれないが、ケーキのようだ。ババロアのようだ。必死でジャンケンしてまで欲しがってた小学校の給食のババロアみたい。


先日町を歩いていたら、シュールなウィンドウディスプレイを見た。先月までは、ハロウィン仕様になっていたが、いつの間にかクリスマス仕様になっていた。


こんなシュッとしたサンタ、バレるやろ、子どもに。てか、サンタというより、ピーターパンやな。で、右の女性がもつ七面鳥。ぬいぐるみ、て。


娘『今年のクリスマスは、ぬいぐるみが欲しいよぉ~!』

父『そういうと思って、じゃーーん!』

と出されたぬいぐるみが、七面鳥(調理済み)のぬいぐるみだったら、どんだけショックか。




本物のチキンを提供するケンタッキーフライドチキンでは、たくさんのインド系の店員が働いております。お客さん以外には、母国語で話しています。こんな環境なら、ケンタッキーで働きたいと思っても、働けない。

文章の途中で紹介したというpsybavaというバンドですが、かっこいいので見てみてください。ちなみに、なぜここまでpsybavaを引っ張るかというと、日本で一斉風靡した本家のサイババは11月23日が誕生日だそうです。そして、85歳を迎えるときに、次のサイババに引き継ぐそうです。今でも世界から信者が集まって、集会をしています。という話を、サイババ信者のおばさんに聞きました。だいぶ端折りましたが、おばさんの話は40分をゆうに超えていました。


2010年11月15日月曜日

フリマと練りショウガとオクラの缶詰


数日、天気の悪い日が続くロンドン。日が暮れるのは、大体夕方の4時半頃。かなり早くなりました。ここ最近、色んなことが頭を巡っているので、ハッと我に返ったときには辺りが真っ暗なんてこともしばしば。

さぁ、今日は昼から一人でフリーマーケットに行ってきました。こちらではカーブートセールというのですが、時間帯により入場料が異なります。11時半の開場で、£5。12時からの入場で£3。1時半からの入場で50ペンスという入場料。僕は、11時半から空いていることを知らなかったので、12時に間に合うように出かけました。

天気はあいにくの雨模様。しかし、いるいる、人がいるいる。どんな掘り出し物があるか・・・なんて期待したものの、雨なので商品少な目。ただ、値段は安め。日本では終了間際に、格安セールなんて事を行うのですが、こちらは最初から安め。全て、50ペンスや、£2などの価格帯。女性モンが多かったので、ターゲットを靴に変更。

バーニーズニュヨークの革靴を£10で購入、ナイキのエアフォースワンを£4でゲット。雨も止みそうになかったので、そそくさと会場を後にしました。

また、行こうっと!

さ、土曜日は仕事終わりの嫁さんと合流して、家の近くのマーケットに出かけてきました。ジャマイカ系やアフリカ系、オーストラリア系やニュージーランド系の人が多く住むエリア。マーケットの品物もジャマイカ、アフリカ系が多かったです。

マーケットは、やはり値段が安い。普段は『こら!無駄遣いするんじゃないの!』と嫁さんを諭している僕も、ついつい財布の紐を緩めてしまいます。


3つで£1なんて、安いじゃありませんか、と思わされてしまいます。写真の右に移っているキットカットなんて、4つで£1でした。普段、僕がサンドウィッチで売っているのは、1個60ペンスですから、いい値段です。


イスラム教徒のためのハラール用の肉屋。豚や鶏の首なしが、店先に吊るされていました。こんなものを、幼い頃に見せるべきだな、なんて情操教育に思いを馳せてみたり。そんなことなかったり。


一番手前に写っている缶はオクラの缶詰。こちらでもオクラはオクラです。色とりどりの缶詰は、海外らしさが溢れています。自己主張のし合いです。


マーケットの一角に陣取る美容院。店先に、ヘアスタイル例が。

『今日は、どんな風になさいますか?』

『えぇっと、店先に貼っていたポスターの上から3番目の右から4番目のやつ、お願いします』

『えぇぇっと、上から3番目の・・・、ちょっと待ってくださいね。』


みたいな会話はなされていないでしょう、もちろん。本当に色んなアレンジがあるんですね。


今まで、練りショウガがなくて日本食スーパーまで買いに行かないとダメだったのですが、マーケットで見つけました。果たして、味はS&Bに近いのか、遠いのか。


で、謎のカスタードアップル。1つ75ペンス。これが、安いのか、美味いのか、何なのか、とりあえず1個買ってみました。カスタードみたいな味がするリンゴなら、本当にイヤだ。今日か明日にでも食べてみます。

さ、明日から頑張ってお金稼ごっと。



2010年11月10日水曜日

寒いロンドンのお供に、石焼き芋。

ロンドンが寒くなってきた。気温だけ見れば、7度、8度くらいなのだが、風が冷たい。僕の故郷の大阪は、18度。めっちゃ暖かそう。Tシャツ2枚重ねで、十分過ごせそうな気温。

今週のロンドンは天気も悪い。昨日は、雨だった。サンドウィッチをオフィスに自転車で届ける僕にとって、雨と冷風は何とも言えない。雨が降り出して、メガネに雨粒が滴り、僕の体を冷やし始めると、『あ~、あ~』と無意味に連呼する。ただ、それが3分くらい経つと、『結局あとで、乾くしええやん!』という気分に変わり、ヘッドフォンから流れる音楽に合わせて、歌いだす。こんなときに、『雨に歌えば』が流れてきたら、最高なのだが、なんて思いながら(後半、嘘)。

歌う、で思い出したが、最近ハンガリー人に突如、


『イ~シ、ヤ~キイモォ~・・・オイモッ!』


というフレーズを歌ってあげた。それを聞いたハンガリー人は爆笑。ここ数日の彼の中でのブームになっている感じ。

ハンガリー人『ネェ、ネェ、アレ、歌ッテヨ!Sweet Potato ノ アノ 歌!』

僕『イイデェ、 ♪イィシ、ヤァァキ イモォォ・・・オイモッ!』

ハンガリー人『最高ダヨ!最高だよ!』

ただ、僕は毎回、歌っているときに顔もガッツリ決めて歌っている。特に『オイモッ!』の部分は、ドヤ顔中のドヤ顔を決めている。しかし、彼は目をつぶって、上を向いて爆笑しているので、まったくそれに気づいていない。

今日も、Sweet Potato のあの歌歌ってよ!と言うてきたので、歌ってあげた。すると、他のハンガリー人が、他には!他には!という感じで攻めてきた。僕は友人からもらったSoul Flower Union and Mononoke Summit がカヴァーしている『ドンパパ節』を歌ってあげた。

僕『♪ドンドンパンパン ドンパァン パァン!♪』

僕のコブシの利いた歌声に一同爆笑。『民謡知っててよかったぁ~、Sちゃんサンクス』と思った。みなさんも、『石焼き芋』の歌でもキチンと歌えるようにしたほうがいいですよ。(ショウモナイ アドバイス)


話は急に変わって、今日久しぶりに本屋で立ち読みをした。日本にいたときの以来の立ち読み、やっぱり立ち読みっていいもんですねぇ。ロンドンはデザイン最先端の街でもあるので、デザイン雑誌が豊富。僕が今日立ち寄った町の本屋でも、普通にサラリもデザイン雑誌が置いてあるのです。それも、結構な量が。2,3冊を手に取り、値段を確認し、結構安かったので、購入しようかと思いましたが、タンス貯金の金額を思い出し、断念。頑張って働くど、と改めて思いました。

あぁ、石焼き芋食べたい。てか、結構高いですよね、石焼き芋。

先日、ブログにも書いたこちらのオーディション番組のこと。僕がサポートしていたトレイシーさんが、何と落ちました。抜群の歌唱力だけでは、スターにはなれないのですね。ただ、彼女がDon't miss a thingを歌ったので、スティーブン・タイラーがどんだけ上手いかが、分かりました。



2010年11月7日日曜日

7ヶ月経過で、考える。


あまりにも“豊かすぎる”日本から、思い切って飛び出して、早7ヶ月。月日の経つのは本当に早い。一張羅のダウンを着て、『寒い寒い』なんて言っていたのが懐かしい。今年のロンドンは11月になった今でも15度くらいを保っていて、例年よりは暖かいそう。

思えば、来英して2ヶ月語学学校に入学、韓国人、日本人、コロンビア人、イタリア人、トルコ人と毎日楽しくお喋りをしたっけ。

嫁さんが仕事を決め、僕が家で悶々と過ごす日々。ニートだった数ヶ月。この先どうしようか、どうしようか、と考えて頭に十円ハゲが出来る(真っ赤な嘘)。

Yo!Sushi!というイギリス系回転寿司屋の面接を受けて、まさかの合格。研修に招待され4時間、キッチンで巻き寿司を作ることに。『こんなことをしに、イギリスに来たんじゃなぁぁい!』と寿司を巻きながら、思ったっけ。

その後、色んな方向から自転車に乗ってサンドウィッチをオフィスに運ぶ仕事に。最初は肉体労働から『筋肉がつくぅぅ!!よっしゃぁぁぁ!!』と喜んでいた。ただ、その給料の安さに愚痴ることもしばしば。

『給料、安イ デスネン。』なんて、お客さんに言うと、

『仕事がないよりかは、いいでしょ。』と暖かいお言葉。

イギリスでは若者の失業率が高くなっているそう。日本も近い将来、多くの外国人が来れば、同じ状況になるんだろなと、感じる僕。

それ以来、今までの仕事に対しての自分の情熱が足りなかったと毎日チャリンコに乗りながら反省。うん、“豊かさ”に寄り添いすぎてて、自分の足で立ってないのに、支えられてる“豊かさ”に愚痴をこぼしてた。

色んな偶然や必然があるけども、今後自分がどんな道を歩むか、本当にロンドンから刺激を受けている。

一緒に働いてるハンガリー人は、大卒の給料が平均300ポンド(約4万円)。それをサンドウィッチの仕事だと、朝から昼まで働いて、出来高制だが月平均600ポンド(約8万円)。

一緒に働いているイタリア人も大変そう。イタリアのベルルスコーニ首相は、カード会社や電気会社など一般の人が頻繁に使うサービスを自分の会社にしているそう。なので、コネがないと仕事に就くのが困難だそう。

仕事を通じて、豊かじゃない人たちに、自分たちの出来る範囲で『おすそわけ』的なことを出来れば、なんて思ってきた。ここまで無茶して突っ走ってロンドンに来たのだから、もっと突っ走って、『どうやろなぁ』なんて、考えずに頑張りたいと思います。


と、自分に言い聞かせ、嫁さんに話をして、進んで生きたいと、行きたいと思います。


閑話休題。←いや、前置きにしたら長いっちゅうねぇぇぇぇん。今日は、X Factorでした。ただ、今家にテレビがないので、インターネットで見るわけですが、今日はネットの接続が悪く、あまりちゃんと見れませんでした。

テレビ、欲しいわ。こっちの電気屋では、サムソンやLGなど韓国系のメーカーが本当に多い。頑張れ、日本勢。負けるな、負けるな。頑張れ、ニッポン!



2010年11月5日金曜日

半そでチャリンコとハロウィンと汚い子ども(心が)


最近、暖かい日が戻ってきております、ここはロンドンでございます。本日も、気温は18度の標示。自転車を漕ぐ私は、ヒートテックではあるものの、半そで2枚で十分な暖かさを感じておりました。頭にはニット帽をかぶっておりますが、非常に汗っぽく、お客さんに『なんで、11月にもなって汗ばんどんねん』と思われてないか、非常に心配でございました。

堅苦しい前置きはさておき、先日ハロウィンがありました。日本でも、ちょくちょく郊外のモールで変装をした子どもを見かけるようになりました。(たいがい、こういう子どもの親はヒップホップダンス教室に通わせている、いわゆるミーハー系(批判ではありません))。初めて海外でハロウィンを過ごせるので、正直どんなもんかと、若干ドキドキしていました。ちょうど、その数日前に引っ越したのですが、その同居人がなんと、バッチリ変装していました。

『友達の誕生日パーティーあるから、10時過ぎには家出る!』
と言いつつ、メイクに11時過ぎまでかかってた3人。

この格好で電車乗るか、と感じましたが、酔っ払って疲れて、電車の窓に映った自分の顔見たときには、『私、バカじゃん』って思うんやろな、とも感じました。

ちなみに、前回ブログに書いたメキシコ人・ホセは次の日仕事があったため、家で待機。なので、撮影係りに徹してました。


僕らは、まったくもって参加しなかったのですが、前日に語学学校で一緒だった人たちの飲みに行きました。パブの中が人ごみだったので、外でワイワイ飲んでいたら、道の先からバケツを持った小さい子どもが近づいてきました。『トリック オア トリート!』と言いながら、思いっきりバケツを突きつけてきました。たまたま、嫁さんがミント味のチョコレートを持っていたので、結構な量をバケツに入れてあげたのですが、次の瞬間、


『これ、嫌い!』『これ、好きじゃない!』


と一言。

『汚い顔して、汚い髪して、何わがまま言うとんねん!』

と日本語で言ってやりました。秋田のなまはげに食われたらええねん、そんな子は!

ちなみに、ハロウィンはアメリカのもので、イギリスは5日(金)に『ガイ・フォークス』というイベントで、花火があります。起源は、あるオッサンがウエストミンスター寺院の地下を爆発させようとして、失敗して捕まって、処刑されたと、だいぶ端折って、そんな感じの祭りです。よく、わかりません。


最近、サンドウィッチの商品でドライフルーツが追加されました。そのパッケージがお洒落なので、写真を載せます。

砂糖も、添加物も、何も入ってないナチュラルなドライフルーツだそうです。やっぱり、パッケージはデザインよくないとダメですね。

日本だと、余計デザインって大事ですよね。ですよね。

では、先週のオーディション番組『X Factor』をどうぞ。

ゴシップ紙にもあまり取り上げられないですが、実力は尻上がりのレベッカ・ファーガソンさんです。メイクや顔の感じが工藤静香に似ていると上田家では話題です。





2010年10月27日水曜日

かぼちゃワインとオーディション

日本でも、木枯らし1号が吹いたそうで。何よりです。しかし、木枯らし1号って、どことなくパーマン1号を彷彿させると感じるのは、私だけでしょうか?いやぁ、懐かしいな、パーマン。夏休み子どもマンガ劇場(夏休み毎朝9時から11時半まで、やっている懐かしいマンガばかりを集めた番組)、毎日見てたなぁ。ま、その中でも一番の楽しみは、周りには絶対言いませんでしたが、かぼちゃワインでした。ちょっと大人なマンガが、小学生の僕にはたまらなく、好きだったのです。ただ、絶対周りには言いませんでしたが。

今年は夏休み子どもマンガ劇場も見ることなく、というか、思い出すこともなく、というか、夏がなく、すでに冬が来たような感じです。

今日、引越しをしました。ヨーロッパで最大のショッピングモール『westfield ホワイトシティ店』が近くにある場所に引越しをしました。実際、引っ越す前のところのほうが、立地はいいのですが、家自体は引っ越した先のほうがいいのです。

今回のシェアメイトは、スペイン人女子のマルタ(25)とメキシコ人男子のホセ(20代~30代)と僕らの4人でシェアです。ただ、僕たちの都合で1週間早く住まわせてもらえたので、今まで僕らの部屋にいたメキシコ人の男子2人も1週間は一緒に住みます。

今回は1戸建ての素敵な家で、1階にホセが住んでいるのですが、今、僕がこうしてパソコンを打っている間、ホセとメキシコ人男子でXboxというゲームを嗜んでいる様子。何度か用事があったので、部屋をノックして、入ると『カモン、カモン!』と数年来の友人かのように、僕を部屋に招きいれてくれました。

太陽がサンサンに照っている下で、サボテンに寄りかかりながらテキーラをカァーー!っと飲み干すメキシコ人のイメージからは程遠い、ゲームおたくよろしくな丸型縁なしメガネをかけたホセがゲームを楽しんでいるのです。

何の中身もないブログだな、と今読み返して思いました。

気を取り直して、先日ブログに書いたX factorという素人オーディション番組の続きを少々。イマイチだと感じていた人たちが次々に去っていき、ドキドキ感が止まらない毎週末ですが、2週間前に僕が好きなオカマコンビのDIVA FEVERが去っていきました。誰よりも人を楽しませていたコンビだけに残念です。あと、その内の一人でKABAちゃん.に似ている人は、あまり歌が上手くないことも残念でした。ピンクのジャケットを着ているのが、それです。



そして、歌い方に特長があり、神秘的なAiden Grimshaw最近、感じるのですが、どことなく日本の芸人に見えてきたんです。そうです、小島よしおです。と、いうのも、最近テレビに慣れてきたのか、徐々に“隠していた”キャラが浮いてきたんです。その感じがとても、小島さんに似ています。今回の動画は、名曲を絶妙に歌い上げるシーンをどうぞ。



毎週末、楽しみじゃ。では。

2010年10月17日日曜日

辞職と納得と一喜一憂を魚介で。


今日、日系のゲストハウスのボスに辞めることを伝えた。辞める人を無理に引き止める気はないけど、我慢が足りないと言われた。


誰かの下で働くときに、不満や意見も出てくる。ただ、そこを我慢して、自分の意見だけを信じずに、まずは上に従ってみる。そして、数年続けたときに、以前自分が違和感と感じていたことが、正しく感じるかもしれない。だから、続けることは大切なんだ


その方には、そんなふうに言われた。ものすごく納得した。確かに、お給料をもらっている以上、雇い主、企業のために、それ相応の貢献をしなければならない。ものすごく納得した。

ただ、月曜日からの仕事のシフトを月曜の朝にパソコンにメールしてきたり(朝からサンドウィッチの仕事をしていることを知っていて。つまり月曜日のお昼に仕事が入っていると物理的にお客さん対応が出来ない。)、初めて間もない僕に、ほとんどの仕事を預け、日本に3週間帰国したりするなど、結構無茶苦茶だと感じた。1から10まで教えてくれとは言わないが、無責任感は否めない。その方が最近帰ってきたので、全ての連絡がかかってくる携帯電話から解放され、心地よくない肩の荷が下りた。ま、一人で物事をこなす勉強になったからいいけども、色々。


さて、今こっちではThe X Factorというオーディション番組が行われている。嫁さんと結構はじめから見ていたので、毎週末の楽しみになっている。グループ、女子、男子、28歳以上のグループに分けられ、予選を勝ち抜き、先週から視聴者投票のステージパフォーマンスが始まっている。テレビの前で、あぁじゃない、こぉじゃないと言いながらオバハンオッサン状態の僕ら。

サンドウィッチを配りに行くオフィスでも話題にしている人が多い。今は日本で言う嵐みたいなボーイズグループが歌っている。本当に黄色い声援が多い。日本もイギリスも一緒か。あと、観客の審査員に対するブーイングと歓声が半端ない。一喜一憂って、外国人に対する言葉じゃないかと思ったほど。

嫁さんの贔屓は、僕らと同級生のストリートなマットさん。



そして、僕の贔屓はたくさんいるけども、歌唱力が半端ない、トレイシーさん。



他にもたくさん、素晴らしい人がいるので、また追々紹介します。

それにしても、こんな仕事のうっぷんなんてブログに書くこともないのですが、備忘録として書かせていただきました。あと、昨日そこの宿に泊まっている人にブチ切れてしまいました。僕は人生でほとんど切れたことのない温厚な人なのですが、切れました。電話口で。

結構な滑舌と巻き舌が自然と口からこぼれました。ただ、全身が震えていました。自分自身で気持ち悪かったです。ただ、僕が切れた相手のほうが気持ち悪かったですが。以上、備忘録としてお許しください。

お詫びとして、振り仮名が無ければ読めない漢字をどうぞ。(at 京都大原三千院)


あと、山口の唐戸市場で美味しそうな顔をして、魚介をほうばる僕をどうぞ。




2010年10月14日木曜日

イギリスの飯は不味いの真実と派遣仕事登録。


あぁ、最近雨が降らない。嬉しい。嬉しい。めっちゃ嬉しい。いつかの五輪で田島寧子が『めっちゃ悔しいです~』と答えていたが、その逆である。(この喩えは確実に不必要。)

イギリスの飯は不味いと、出発前に多くの人に言われた。こっちにいるK君いわく、5年前までは美味しくなかったそう。しかし、色んな人が入ってきたおかげか、せいか、結構どこでも美味しいご飯が食べられるようになった。

ただ、ただ、ただ。

昨日行った日本食屋が非常に不味かった。そこは、先述のK君とTさんに初めて連れていかれたお店で『ロンドンのB級を下回るボリュームがえげつない店』というお触書の店。久しぶりに嫁さんと夜でかけたので、(日本でも人気のキャスキッドソンがある店舗に来店し、サイン会を開くというので出かけた)ついでにご飯を食べようと、そのB級日本食に出かけた。理由は安いから。2人で定食を食べて1000円ほどか。ロンドンでは安い。

お店について、いつものように列に並び、フロアにぎゅうぎゅうに詰められたテーブルに案内される。から揚げ定食とてりやき定食を注文。ここの店員は史上最強に愛想がない。(1人2人愛想のいい人はいるが)注文した料理がテーブルに届けられ、口にすること数秒。

不味い。

から揚げの衣が不味い。不味い。まじで、不味い。めっちゃ不味いですぅ~。と笑えないくらい、美味しくない。その後、2人とももくもくと食べ続けたが、『無』の感想。ご飯が美味しいと、会話も弾むとよく言ったものだ。まったく、会話が弾まない。念願のキャスキッドソンで出会えて、一緒に写真も撮ってもらって、ウキウキ気分だった嫁さんも、遠く目を細め一点を見つめ、無言で顎の運動の繰り返し。

そのお店は、中華街にあり、ひらがな3文字のお店。めっちゃ美味しくない。

さておき、今日日系派遣会社の面接に行ってきました。結果は、非常に難しいよう。正直、日系のオフィスで働くなら、自力で探したサンドウィッチの仕事のほうが英語のためにはいいですよって、アドバイスをもらった。どこも不況なのだなと痛感。正直、仕事を紹介してもらい収入も増え、寿司を食べる回数も増える・・・なんて考えてたが、難しいそう。ま、こっちにきて事務の仕事をこなすこともないか。

結局、こっちのサイトで仕事を見つけるしかないっぽい。ま、ええわ!やったるわ!キャリアを積むって大変。


最後に関係のない話。朝、サンドウィッチに向かう途中。道がものスゴイ感じで渋滞。

こんなとこ、渋滞になることないのに・・・と思ったら、駅前で馬が暴れてました。警察の馬で、非常にでかい。その馬の大群に後ろから近づいて、写真をパシャリ。

写真が馬を興奮させて、後ろ足で蹴られるか心配でしたが、連射連射。馬って、筋肉すごいのね。


近づいてみると、びっくり。馬が大量。こら、馬刺し好きの人にはたまらん光景か。(不謹慎)

一人のポリスマンが3頭の馬を引き連れ。息がバフバフ、糞がボトボト、わやくちゃ。

『後ろに野次馬がいてますねん!』とポリスマンに告げている様子の馬。

『ちょ、後ろに野次馬いてますねん!』とポリスマンに伝えようとしている糞垂らしている馬。

その大群を見て、吠えるにも、どう吠えていいのか迷っている子犬。

ベッドで、サツキの花の蕾とガクと枝を表現する男性(27)