2010年12月20日月曜日

フェデリコと寿司とGTOと訛り。


日本の年末年始には、年末年始の挨拶だとか年賀状だとか、お年玉だとか、おせちだとか、色々様々な行事があります。

その期間に当たるのが、イギリスではクリスマスです。「良い、クリスマスを!」なんて挨拶や、会社同士で送るクリスマスカードや、クリスマスギフトや、七面鳥などです。

こちらのクリスマスは、家族で過ごすことが当然の様子。日本のお正月と同じように。

そんなクリスマスには、まったく関係のない話ですが、先日同僚でイタリア人のフェデリコたちと寿司パーティーをしました。

寿司ネタを買うために、バイト後に嫁さんと合流し、3人で寿司ネタを探しに日本食スーパーへ。そこで、日系のフリーペーパーを手にした嫁さんを見つけ、表紙を飾ってる人の質問を浴びせるフェデリコ。その表紙とは、話題の海老蔵氏です。

カブキ!カブキ!

とはしゃぐフェデリコと僕。

よぉぉ~!ってか。日本好きなフェデリコ。

何とか寿司ネタを手に入れて、彼の家に。彼の家にはフランス人が数名待機しておりました。最初よそよそしかったフランス人も、次第に打ち解け、嫁さんが寿司を巻き始めると、ゾロゾロ、興味津々な目をして近寄ってきました。フランス人って、そんな感じなんかと初めて思いました。

寿司を切り分ける作業のときに、自称料理好きのフェデリコも参戦。

この時点で結構みんな酔っていたんです。でも様になってました、フェデリコ。グッジョブ。何がおもろいか、わからんけど、フェデリコの奥にいる僕も満面の笑み。

イタリア人のフェデリコもそうなんですが、フランス人もマンガ好き。ここの家にいたジェフは、無類のGTOフリーク。パソコンで、GTOに出てくる日本語のフランス語辞典を見せてくれました。

ショーナン、ボウソウゾク、チガサキ・・・



GTO言葉が出てくる出てくる。その中でも、一番好きな言葉が『オニバク』。それに対し、あまり分からなかった僕ですが、『あぁ~』と愛想笑い。すると、僕が理解したと思ったのか、そこから『オニバク!オニバク!』の連呼。

これほど、しんどいことはありません。向こうは日本語やと思って、日本人である僕に話しかけてくれてる。『オニバク!オニバク!』と。ただ、こっちは日本語かもしれんが、その意味さえまったく分からない。でも、もう分かりました。オニバク。おそらく、鬼爆やと思います。知らんけど。

ともあれ、楽しい寿司パーティーでした。

ちなみに、フェデリコはロンドンでイタリアンを食べたことがないらしく、絶対美味くない!と断固してました。なので、行ったスーパーでも

コンナ ボロネーゼ、食ベナイ デネ。
という、暖かいメッセージ。

イタリアの、イタ飯食べたいという気持ちだけが高まってきます。

デモ、バナナ ハ 大好キ!

結構な天然なキャラだと思われ、道を歩いていて、羊の置物をショーウィンドウに見た瞬間、

メェ~!

といいながら、羊のほうを指差してました。その意味のなさは、なんやねんな。

さて、あまり中身のないブログですが、一応英語も頑張っています。最近のお気に入りは、北イングランドの話し方です。

きっかけは、何回か書きましたオーディション番組『X factor』。その審査員の一人、シェリル・コールという女性歌手タレント。イングランドサッカー代表のアシュリー・コールの元奥さんです。

この人の英語が訛ってる訛ってる。ただ、現地の人に言わせると、彼女はまだロンドンで活動してるから、分かりやすい、実際に北イングランドに行けば、ロンドンっ子さえ分からない、と。

ただ、今調べてみたら、今年の10月に日本でもデビューしてました。ラジオで、ガンガン流れてますかね?とりあえず、楽曲は普通ですが、訛りがいいです。

『訛りがいいです。』なんていうと、マニアなおっさんみたいですね、僕。はい、そうです。


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