2011年4月1日金曜日

チビッ子連れて、ロンドンウォーク。


初めてオジチャンと言われた。ほぉほぉ、なるほど。いつの間にか、僕自身も成長してたんだなと感じた。

というのも、嫁さんの友達がチビっ子2人とお母さんを連れて4日間ロンドンに来た。初対面の子供たちは、もちろん初めて見る大人の男の顔にびっくりしただろう。特に、僕みたいな濃い顔ともなれば3倍増しか、4倍増しだろう。

ただ、すぐに慣れて僕のことをオジチャンと呼んでくれた。なかなか、悪くはない。一人は次、年長になる女の子。そしてもう一人はもうすぐ幼稚園の男の子。

かわいかった。かわいい。うん、かわいい。

初めて訪れた外国はどんな印象を与えてくれただろう。

初めて、たくさん見かける外国人をどう感じたんだろう。

初めて、訳の分からん言葉が飛び交う環境はどんな感じだろう。

といっても、お姉ちゃんは、僕の話す関西弁の意味がたまに分かっていなかった。僕が『それ、アカンで』と言うと、『アカンって何ぃぃ~!?』と聞いてくる。(広島では、『イケン』というらしい)。また、僕の関西弁がうつったのか、『二階建てバス、やねん!』と連呼していた。語尾にやたら、『やねん』をつけていた。僕の変な言葉をうつしてしまって、お母さんごめんちゃい!

ロンドンバスを見かけると、ロンドンバス、ロンドンバスと連呼。タクシーを見かけたら、『タクシィー!』と呼びつけ、ヘリコプターを見かけたら、『助けてくれぇ~!』と絶叫。(これは、僕が仕込んだ)

この写真を見て、将来思い出してくれたら嬉しいし、またロンドンに来ることがあれば、『あれ、俺なんか懐かしい気がする。てか、肌に合う』みたいに思ってくれたら嬉しい。

お姉ちゃんは、写真を撮るのに夢中で

弟は、上空を飛び交うヘリコプターに夢中。

この日はロンドン市内でデモがあり、そのための撮影ヘリが何機も飛んでいた。ヘリコプター好きの彼にはラッキー。おかげで、ヘリコプターを見れば『助けてくれぇ~!』というギャグも生まれた。(ちなみに、その後、『助けてくださぁぁい~!』という敬語バージョンに変更させた)

ロンドンに来たことで、新しい刺激になれば嬉しい。

と思うと同時に、子どもは本当に素晴らしい。おもしろい。発想が素晴らしい。僕もたくさん刺激をもらった。

この2人は本当に賢くて、よく大人を見ている。弟は、よく周りを見ている。電車の英語のポスターをじっくり見入っていた。いやいや、絶対理解してないやん!とも思ったが、『あれ、理解してんちゃう?意味もしかして、分かってんちゃう?』というくらい真剣な顔してポスターを見ていた。ただ次の瞬間、僕と目が合うとニコーっと子どもの笑顔を振りまく。さっきまで真剣な顔でポスター読んでて、いきなり童顔を披露してきた。こいつ、大人か。とも思った。

地球がひっくり返るような発想に、堅物な僕も思わず爆笑してしまうこと多々。もちろん、僕の方が彼らを爆笑の渦に巻いたのだが。うん、確実に。

あー、楽しかった。


ついでに報告。また、引っ越すことになりました。次は嫁さんのバイト先のもっと近く。僕にとっても利便がよくなる。一緒に住んでいた人たちと離れるのは寂しいけど、次の出会いがまた楽しみだ。

忙しくなるように、色々考えていこう。うん、そうしよう。

バイチャ!

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