2011年12月25日日曜日

ミュンヘンと週末とエネルギー。

ベルリンを離れて、南ドイツのミュンヘンに到着。ミュンヘンは、ベルリンとうってかわって、ヨーロッパっぽさをものすごく感じる。もちろん、ドイツはヨーロッパなので、「ヨーロッパっぽさ」という形容が正しいか、分からないが。





ミュンヘンの今の時期の最大の目玉は、クリスマスマーケット。ミュンヘンの中心を歩けば、幾つものクリスマスマーケットにぶつかる。



ドイツのクリスマスの装飾は、シンプルで良い。木製の飾りが多く、それを目当てにたくさんの日本人観光客が訪れていた。おそらく日本では買うことのできないデザインなのだろう。確かに、日本でみたことのない飾りがたくさんあった。





ミュンヘンに泊ったのが、週末を挟む4日間。なぜか、金曜日と土曜日の宿代が高く、ドミトリーに泊ることにした。基本的にドイツの宿は安いのだが、この週末のミュンヘンは以上に高かったのだ。



泊って気づいたのだが、金曜の夜にはドイツ1のサッカーチームである、バイエルンミュンヘンの試合があった。僕らの泊った宿にも、赤と白のストライプのユニフォームを着た若者がたくさんいた。夜の8時か9時ころまで宿で酒を飲み、そこから試合会場に向かっていった。



そして、試合後、会場から宿に戻ってきた同じ部屋に泊った4人の男子たちは、そそくさとシャツと靴を着替え、クラブに繰り出した。



次の日は、4人の女子が同じ部屋に泊りに来た。もちろん、サッカー目当てではない。部屋で、僕たちがいることに気を配りながら、酒を飲み、ガールズトークをしていた。そして、9時ころになると、化粧をしはじめ、ドレスアップをし、クラブに出かけてった。聞けば、ミュンヘンは、ドイツで一番の街らしい。彼女たちは、フランクフルトというドイツの経済の中心地から来ており、週末の旅行で、ミュンヘンに来ていたのだ。僕と嫁さんに、「今晩の予定は?」なんて、聞いてきたもんだから、「疲れたから、寝るで。夢の中で、踊り狂うけどね。」と言ってやった。(嘘)






ちょうど、ドイツに滞在中に、ドイツの発電量が、原子力を自然エネルギーが抜いた、というyahoo Japanのニュースを見た。ドイツは、福島事故のあと、国民投票で原子力廃止を決めた国。そこから、こんなにも行動が早いものかと感心した。



ドイツで、1週間ほど暮らしてみて、電気関係、お湯関係のトラブルは一切なかった。とは、いうものの、一番は火力発電が占めているらしいが。ただ、原子力がなくても、勤勉でシステムがしっかりしているドイツ人なら、いとも簡単にやってのけられるのだろう。





ミュンヘンは、正直、ベルリンには及ばないが、住むには良さそうだ。ただ、日曜日は、どこも店が閉まっている。朝のパン屋と、13時に閉まるカフェを除いて。





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