2010年7月11日日曜日

おのれの、プライドはなんじゃ。


上記のタイトルのようなことを、いきなり質問されても、少し戸惑うのではないでしょうか?かくある、私も質問の答えに困るうちの一人でございます。か、『ニッポン人であること!』なんて、矢継ぎ早に答えてしまうかもしれません。

5年前、カナダにいたころに、一番興奮したイベントのうちの一つが『プライドパレード』。これは、簡単に言ってしまうと、ゲイとレズ、また自己の性に対して一般とは“異なる”人たちのパレードなんです。カナダは、本当にゲイが多く、また周りの人も、ゲイの存在をアタリマエのように認めていました。

ここ、ロンドンも例外ではありません。ロンドンの中心部にあるSOHOと呼ばれる地区に行けば、レインボーフラッグが幾つか見受けられ、ゲイの人たちも多く見受けられます。

先日、ロンドンにようやく夏の日差しがやってきた7月頭、プライドパレードinロンドンが開催されました。カナダのときは、裸の男の人や、半裸の女の人、また警察官や消防隊員など、自分がゲイであるということに誇りを持つ人たちが、歩いていました。



ロンドンのプライドパレードに参加したのですが(僕は歩いていません)、本当大量の人が沿道で声援を送る。そして、そんな人たちに見守られながら、軍隊の人、警察、消防隊員が先頭を歩く。沿道の人に手を振る人もいれば、もちろん少し恥ずかしそうな顔をしながら、歩いている人もいました。



そして、後半になるにつれて、歩く人のパフォーマンスは激しくなる・・・・・・予定だったんですが。

どうやら、ロンドンで裸は禁止のようで、(おそらくカナダでも禁止のはず)誰一人、裸の人はいませんでした。しかし、ゲイの人の数は、半端無いくらい多かったです。


いつもと違い胸像も、どことなくゲイっぽくなっています。(嘘)

メインのオレンジパンツは、もちろん左のおじいちゃんもゲイ。自分の性に誇りを持ってるんですな。

もちろん、こんなドラッグクィーンも参上。なぜか、『ミス ベネズエラ』のタスキをかけていた。

日本でもやったらええのにと思いました。最初は、客寄せパンダ的なものになるかもしれませんが、回を重ねるごとに成熟して、性に対する偏見もなくなっていくと思うんですけどね。オネエきゃらが浸透してきた今こそ、日本も大々的な『プライドパレード』を!



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