2010年9月26日日曜日

家族の来英と弟子入りと、ヤケ酒。


久しぶりのブログの更新。

一昨日まで1週間母親と、嫁さんの母親と義姉が来ていたので、まともに観光をしました。この中の誰かが晴れ女(おそらく嫁さんのお母さん)がいたので、先週のロンドンは夏復活という感じの天気でした。ただ、帰国日に大雨が降って、次の日も雨模様、気温はガクっと下がり、風は冷たい・・・というロンドンの天気になったのですが。

いいもんですね、やはり家族が来るというのは。久しぶりだったので、少し照れもあり、クールな自分を気取ってしまうという醜態をさらしましたが、楽しかったです。他にも、友人が来てくれれば嬉しいだろうな、と妄想で胸をふくらませてしまいました。

ロンドンに来て、なかなか行けなかった観光を少ししたのですが、世界の標準とも言われている『グリニッジ天文台』。日本は兵庫県の明石市に、東経135度の子午線が通っていますが、ロンドンはグリニッジという場所が東経0度の子午線が通っています。ただ、東経に居ようが、西経に居ようが、何ら変化はないのですが。ここに行って、初めて今自分が住んでいる家は西経なんだと実感しました。

『世界の標準子午線をまたぐ』といえば、恒例の雲竜型のお披露目です。

親御さんの前で、少し照れた雲竜型を披露する僕(27)

この写真を撮っているときも、インド人の家族(特にお母さん的な人)が僕を見て、爆笑していました。よほど、笑いに飢えていたのか、かなり爆笑でした。写真では分からないかもしれませんが、僕の前にはたくさんの観光客が『次は私が跨いで写真を撮る!』と待っているわけです。そんな国際的な行列の前での雲竜型は注目の的でした。でも、この堂々とした型、本当に我ながらすばらしい。

そして、そんな僕の注目をうらやましがって、数人の弟子入り志願者が。

新人らしく、照れた表情の弟子(27)。僕の凛々しい表情が、余計に凛と見えます。
まだまだ、これから成長の余地ありの弟子(27)。

弟子入りしてきたものの、雲竜型ではなく不知火型で臨んだ中国系弟子(50代)。
野球のリードにも見えます。

そして、親が来たので嫁さんが働くカフェで初めて朝食を摂りました。おそらく、こちらにきて初めて食べるイングリッシュブレックファースト。誰が不味いと言ったのか、全然不味くないんですね。これまた。移民が増えたせいか、いろんな文化が入ってきたせいか、イギリスのご飯は全然不味くない。テレビで、やたら料理番組も見かけるし。

これまた、美味しい。か、僕らの味覚が鈍ったのか。正解は帰国した際に分かる。

そんなかんなで、(どんなかんなやねん)楽しい1週間でした。で、空港に見送りに行ったので、サンドウィッチの仕事は一日お休み。そして、次の日いつものようにサンドウィッチでオフィスを回ると、嬉しい悲しい複雑なことがありました。

嬉しかったのは、オフィスで働く人々が『戻ってきたー!』とか『昨日はどこに行ってたの?』とか、『君が来てくれて、嬉しいYO!』とか、色々嬉しい反応をくれたこと。

ただ、ひとつ複雑だったことが。いつもポテトチップスやコーラやサンドウィッチを買ってくれるひとつのオフィスに行くと、

男『昨日どこに行ってたん?』

僕『昨日 ハ 家族ヲ 見送リニ 空港ニ 行ッテ マシタ!』

男『どこに行ったん?どこに帰ったん?』

男『フィリピン?』

完全に真顔で、『フィリピン?』と聞いてきた男性。完全に真顔で。ボケ一切なし。

僕『イヤ、 ジャパン・・』

男『あ、そうなん!?ジャパンなん?! コンニチワ!』

フィリピン人だと間違えたことなんて、すぐに切り替えて、知ってる日本語を披露してきました。そんな日の夜、フィリピン人に間違えられたことから、ヤケ酒を飲みました。では。

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