2011年7月25日月曜日

NYからの、バングラファンクinロンドン。


先日、見に行ったショーディッチフェスティバルの感想を今回は。

ロンドンの東側、少し若者が多く、オシャレなエリアとして名が通っているショーディッチエリア。一昔前は、バングラディッシュ・パキスタンからの移民が多かったエリアだそうだが、今では若者に人気のエリアに変身。

日本人向けの、ポータルサイトでも、よく空き部屋の情報が上がっている。理由の一つとして、そこまで値段が高くなく、クラブなどのいわゆる遊びスポットに近いということが挙げられるのだろうか。

そんなエリアで開催された今回のフェスティバル。去年までは、ショーディッチにある大きな公園で行われていたみたいだが、今年はショーディッチを抜ける運河沿いで開催。

都会の手作りフェスティバルという感じに、僕は興味を持ち、出演バンドもチェックし、出かけた。

前回のブログで少しそのイベントの様子は、伝えたが今回はバンドのこと。

NY出身の、バングラファンクとでも言うのだろうか、『Red Baraat』というバンドを見た。

インドをはじめとする南アジア出身の移民は世界でも多く、これから市民権をドンドン得てくるのだろう。今、シェアをしている南インド出身のアベに言わせると、インドだけで何百もの人種に分かれており、何百も言葉があるそう。見た目はそこまで変わらないのに、不思議な感覚だ。

で、この『Red Baraat』というバンドは、南インドだ、バングラだ、北インドだの伝統的な楽器や演奏方法をコンテンポラリーに仕上げていた。『そうして伝統って引き継がれる』という、数年前ケニアの国立舞踊団の団長の言葉を思い出した。

しょっぱなから、盛り上がるバンドに、最初は様子見のお客さん。

そこに一人、弾けるおっさん。

いやいや、手前の姉さんを撮ってるわけじゃないすよ。後ろのおっさんです、姉さん。

てな、感じで盛り上がってきたところでも、仕事をしている人は仕事をする。

掃除が仕事のおっちゃん。ロンドンは、雇用を増やすために、掃除の仕事が多い。だから、ポイ捨ても多い。ただ、ポイ捨てが無くなると、この人たちの仕事は無くなる。

そんなこんなで、ステージはヒートアップ。

お客さんも増えてきた。

と、思いステージに目を向けると、小さなボブ・マーレイが。

この子、何回もステージの一番前を通りすぎてた。音楽に乗るわけでもなく、何回も。

さっきのテンション高い、おっさんはと言うと。さらに、テンションアゲアゲ。



そうしているうちに雨模様だった空から、太陽がピッカー。

おっさん、ヤッターーーーーー!!!!!

眩しいから、グラサン、装着!!


ステージも、お客さんも、おっさんも大ハッスル。

よかったので、CDを購入し、ステージ裏で出待ちして、写真を一枚。ドラマーが、ハーフ日本人らしく、いつか近いうちに日本にも行きたいし、行くはずだと。日本で見る日も近いでしょうし、誰かオファーしてください。




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