2011年11月14日月曜日

マンチェスターと流行と曇り空。

だいぶ、更新を怠ってしまった。このブログ史上最長のブランク。自分でも信じられない。何をしていたわけでもないのだが、ちょっと忙しかった。

今のハンバーガー屋にもう一人バーテンダーが入ってきた。今まで3人で回していた時間を4人で割るのだから、一人当たりの時間は少なくなる。それは、給料が減ることを意味する。

でも、僕は12月からヨーロッパをちょこっと回ろうと思っているので、ここでの減給はいただけない。ということで、同僚から時間を譲ってもらって、何とか労働時間を増やしていたわけだ。今までより、増えたわけではないが、休みが週に1回だったり、長時間労働の日が入ったり、といちおう、忙しくしていたわけだ。

あと、2週間か3週間で、バイロンから退社ということになる。その3週間で、出来るだけ人の時間をいただきながら、やることもやって、と充実した日を送れればいいが。

充実した時間をすごせているかは、わからないが、つい最近、リバプールとマンチェスターに行ってきた。ロンドンから、バスでマンチェスターまでは5,6時間。そして、マンチェスターからリバプールまでバスで、1時間。リバプールから、ロンドンまでは、電車で2時間半。結構近いものだ。そして、安かった。

行きの、マンチェスターまでのバスなんて、一人500円ほど。帰りの、リバプールからロンドンまでの電車でも2000円ほど。安い。日本も、交通がもっと安くなれば・・・と思うのだが、全て安いことは、良くないのだろうか。いや、安いのを好む人もいれば、少し高くても快適なものを好む人もいるはずだ。


さておき、マンチェスターは、10年前は地元の人も怖がったノース・クオーターというエリアに滞在。もちろん、僕たち旅行者が今は普通にいけるのだから、今は問題ない。

逆に、今はイケているエリアで、ショッピングや、飲食店が並んでいる。確かにオシャレなエリアだった。





マンチェスターといえば、サッカーで、マンチェスターユナイテッドと、マンチェスターシティというチームが有名だ。とくに、ユナイテッドは、世界的に有名でファンも多い。ただ、マンチェスターの人はシティを応援するのだそう。





話は変わって、イギリスで11月11日といえば、とても大事な日である。第一次世界大戦が休戦した、1918年の11月11日から、戦没者追悼の日であるという。街を歩く、イギリス人の胸には、赤いポピーの花がつけられている。去年、見かけたときは、一瞬僕も購入しようかと思った。しかし、ちょい待て、と。これは、未だに戦争が行われているアフガンや、シリア、などの戦没者も含まれている。さらに、さかのぼって言えば、世界大戦で日本人に殺された人も含まれているし、日本人を殺した人も含まれている。

他の国の、こういう行事は、イベント感覚で参加すべきではないと思った。良い意味でも、悪い意味でも、現地の人にとれば、色々な考えがあって、うかつにするべきではない。さらに、戦争は無条件に反対であるので。

そんな日に、僕たちはマンチェスターにいた。さらに、午前11時、マンチェスターの中心にある、市役所にたどり着くと、多くの人が。何や、と思い、僕らも一緒になって、立っていると、ボン!とかなり大きな空砲が。そこから、誰も動かず、町が静まりかえった。聞けば、毎年11月11日は、11時に2分間の黙祷があるのだとか。去年、サンドウィッチマンの仕事をやっていたときは、そんなことあったか?それとも、たまたま外にいたから、気づかなかったのか。




マンチェスターは、曇っていたが、小さい町だが、特にコレというものはないが、よかった。どの町も、新しく若手のアーティストが作ったコミュニティがあり、そこが流行の最先端になっていく。

久しぶりに、書いたら、結構文章が長くなったので、リバプールは、また次回。


0 件のコメント:

コメントを投稿