2011年2月9日水曜日

ゴダイゴ流して、手紙読みながらピザ食べる。


ビーチサイドにいるかのように軽快なサーフロックが似合う考えられない天気だった、ロンドンの2月8日。

ここまでの快晴は、本当に久しぶりだった。しかも、一日中。28回目の嫁さんの誕生日には、もってこいの日だった。僕たちは、久しぶりに観光と称して、近所のノッティングヒルに出かけた。映画『ノッティングヒルの恋人』のメイン舞台になっているこの町は、週末になると多くの観光客でにぎわう。野菜や果物、ケーキや、骨董品など、一日では見切れないほどの屋台が立ち並ぶ。

誕生日に、これといったものを買ってあげれなかったので、せめてものプレゼントということで、嫁さんより一足先にノッティングヒルに出かけ、バースデーカードを購入。『愛羅武勇』や『夜露死苦』といったヤンキー言葉で手紙を埋め、封筒を閉じた。(大嘘)

封筒の開き口に、目印として即席のロンドンっぽさをあしらったイラストを描いた。我ながら、良い出来だ。

嫁さんと合流し、いつも気になっていたイタリアンに出かけた。たくさんのイタリア人に会ったけど、ロンドンでイタリア料理なんて食べれたもんじゃない!と口を揃えて言う。ただ、この店は入って分かったのだが、僕たち以外のお客さんがイタリア人ばかりだった。確かに美味しかった。


サクサクとした生地のピザに、ライスコロッケを食べた。先日の飲茶に続き、これまた美味しかった。『イギリス=料理まずい』というイメージは、本当に無い。イギリス人に言わせてみても、5年前程から確実に進歩しているそう。

一通り、食べたところで先ほどの手紙を手渡す。たかが、手紙だが喜んでくれ、本当に嬉しかった、改めて思うが、直筆というのはなぜか空気感や暖かさまで伝わる、不思議だ。(安ッポイ!)

一語、一語、丁寧に読んでくれたようで、これまた嬉しかった。嬉しさを素直に表現できない僕は、嫁さんが手紙を読んでいる間、こんな感じだった。

渋い。我ながら、渋い。こんな渋い表情で、ピザをナイフとフォークを使い食べる日本男児がかつて居ただろうか。ただ、帽子を脱げば、こんな髪型である。

バッチリのセンター分けに、ナチュラル過ぎる黒髪。髪の毛も、そのまま伸ばしっぱなし。

バブル時代を大学生として過ごして、サークルにディスコに!って張り切ってた人の髪型やん!(想像)さらに言えば、松井秀喜やん!松井秀喜やん!昔、友人が『松井って、めっちゃすごい野球選手で、スーパースターやけど、誰も髪型真似せぇーへん!』と言っていたが、その髪型を今、僕は真似しています。


店を後にし、若干日が長くなったロンドンを楽しんだ。


そういえば、先日チャイナタウンに行ったのだが、チャイナタウンはいつ来ても面白い。日本と似ているようで似てない、少しのズレが面白いのだろう。

『Fresh Carp』。広島カープファンは、食いつくか。夜の8時頃だったか、こんな感じで『新鮮』と売り出す中国人の大胆さ、日本人も見習いたいところか。

『鮮腐竹皮』。新鮮なのか、腐ってるのか、それともタケカワユキヒデブランドなのか。真相つかめないまま。


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