2011年2月13日日曜日

ハニカんだポーランド人が鳥の丸焼きを吊るす。


イタリア人の女の子は、周りの男子からチヤホヤされているからか、ものスゴイ自分中心で物事を考えている気がする。あくまでも、気がする、ということ。

イタリア人は・・・なんて書き始めたが、イギリス人の女の子も、そんな子が多い。自分が映画の主役なのだ。これには本当に一緒に働いていて、腹が立つことが多々ある。ストレスが溜まる。しかし、こんなことでイライラしているようではいけない、と店内で流れる音楽に体を委ねて、気を紛らす。

一緒に働いているスタッフの女の子で唯一、ポーランドの女の子がいる。『女の子』という年齢ではないが、かなりいい人なのだ。嫁さんの友達にどことなく似ているので、最初から勝手に親近感を抱いていた。

『嫁サン ノ 友達ニ、似テル デ』と、伝えたら、『え?!日本人!?嘘やーーん!』と言っていた。そらそうだろう。極東の、完璧な異国の人に顔が似ていると思うわけがない。

そんな彼女と色々話をしていたら、先日テレビで日本をテーマにしたドキュメンタリーを見たらしい。

その中で一番衝撃だったのが、東京の近くの公園で年間3,300人の人が自殺するところがあるということだったそう。正直、僕もその話を聞いたとき、まじかよと思った。そんな場所あるわけない、と。

すぐに気づいたのだが、それは富士の樹海のことだった。改めて、外国人に3,300人が年間自殺をしているという事実を聞かされるとハッとする。

ただ、知り合った外国人が日本のことに少しでも興味を持ってくれることが僕は嬉しい。そのことを『ありがとう』とポーランド語で言いたいと伝えた。

ポーランド語で、『ありがとう』は『チンクイヤ(正しくはジェンクイャ)』と言うらしい。

『チン 食い ヤ!』と覚えた。ちょっと下ネタっぽいな、とも伝えた。その意味を丁寧に伝えると、ガハハと大笑いしていた。

ポーランド人は、親日家が多いようだ。僕も、ポーランドについて知りたくなった。


ヨーロッパの人と一緒にいると、チャイナタウンが神戸に感じてしまう。それほど、アジアが近く感じる。

本当に、近く感じる。たとえ、軒先に鳥の丸焼きがかかっていようが。親近感を覚える。

そういえば、家の近くにテニスやゴルフ用具でお馴染みのYONEXという会社がある。その会社の前で、よく見覚えのある顔が。



もうハニカミ王子なんて、言わせない!!




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