2010年4月7日水曜日

パリでロンドンシック


なんだかんだでロンドンにきて1ヶ月。テレビもいまいちな感じで、ネットもまだつなげられず、学校に行く日々が続いたので、気分転換としてパリに“新婚旅行”に入ってきた。ただ、週末4日間が休みということを知ったのは1週間前。日本では大型連休のときには、早くにホテルも飛行機も電車もいっぱいになる。それはやはりロンドンも同じ。時すでに遅しと思ったが、何とかホテルと電車を予約。ロンドンの『セント パンクラス』という“国際空港”ならぬ“国際駅”からパリまで電車で2時間半、あっという間だった。電車で国境を越えるというのはなんとも不思議な感じで、“海外”に言ったという感じはなかった。パンクラスの駅では大きな空に憧れる紳士の銅像や別れを惜しむ巨大な銅像を堪能。何となく、ロンドンにいると全てが歴史のあるもののように感じるが、この巨像の土台には、別れを惜しむ男女のように見えて、女性が携帯をいじっている・・・なんて遊び心のあるものもある。




パリでは、お決まりのエッフェル塔が雨でいまいち。でも、何だか東京にいるような気分に。何故だかは分からないが・・・。





そして、シャンゼリゼ通りを歩き凱旋門に。しかし、凱旋門の下に着くやいなや、アラレ交じりの大雨。気を取り直して、黄色いバンダナをつけた老人会の一行に交じりノートルダム寺院に。
文字通り“後光が刺す”寺院は本当に素晴らしかった。








そこに出かける前日、実は宿の近くに『有名な』寺院があることを宿のお兄さんに教えてもらい、出かけた。その日は、キリストの復活祭。本当に大きな聖堂(サクレ・クール寺院)に多くの人が祭司の説教に耳を傾けていた。僕らは、意味も言葉も分からなかったが、神に祈りを捧げる空間に圧倒し、凄みを感じることが出来た。しかし建物の一歩外を出ると、やはりそこは『観光地』。たくさんのお土産屋が、神のご加護を受けていた。

晩飯は、嫁曰く『おいしいタウン』という飲食店がたくさん集まった一角へ。本当に美味しいお店がたくさん集まった場所だった。『おいしいタウン』という町で僕たちが選んだ店は、サーモンと海老がドーッン!!と焼かれた串を出してくれるギリシャ料理屋。久しぶりの大振りなサーモンと海老を堪能。フランスでのギリシャ料理は、最高に美味しかった。



ちなみに、6年ほど前にノートルダム寺院に行ったのだが、やはり年月を経ると感じ方も違ったわい。ルーブル美術館にも出かけたのだが、その話はまた後日。
しかし、フランス人は英語を話そうとしない。若干“ロンドンシック”になった。

2 件のコメント:

  1. 6年前に行ったフランス。何気なく見ていた風景も、今あらためて見てみると全く違った感覚になるのかと。僕は月末にローマ~フィレンツに行きます!

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  2. 月末にローマ~フィレンツ!?そうなんです、時間が経てば本当に違う景色に見えるんです!本当に、ローマ楽しんでこい!

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