2010年4月30日金曜日

見せるCMは面白い

最近、バンクラディッシュのねずみ男似の大家が、テレビの線をつないでくれた。実際には、テレビの線をつないでくれる業者を呼んでくれた。激しいロンドンなまりの業者の人が、キチンと線をつないでくれたおかげで最近はテレビをよく、見るようになった。

日本にいるときは、CMスキッパーだった僕だが、こちらのCMは英語のリスニングも兼ねて、見るようにしている。その中で気になったCMをご紹介。

まず一つ目は、ある家に女の子が誕生し、その女の子がどんどん成長していくもの。はいはい歩きをしていた彼女が、トンネルのおもちゃから出てきたときには、小学生になっていて、学校に通い、友人に誕生日を祝ってもらい、ケーキを吹き消すと18歳の誕生日になっている。そして、恋もして、やがて結婚。子どもを育て、いつしか子どもが結婚し、孫ができる。なんとも言えない、心動かされるCMなので、是非見てほしい。さらに、調べてわかったのが、CM曲。BILLY JOELの“She's always a woman.”という曲。『彼女はいつまでも、私にとっては女性なんだ』という歌詞。子どもだろうと、“彼女”であろうと、“母親”であろうと、『彼女はいつまでも、私にとっては女性なんだ』と。僕も、CMを何回か見ても何を言っているかわからなかったが、映像がなんとも、心癒される。



そして、もう1本。

街が活気づこうとする平日の朝。街を薄いパネルを持った人が多く行きかう。

車で走っていると、巨大な猫がビルの上に現れる。その猫はビルの前に置かれた巨大な金魚鉢の中の獲物を狙っている。

歩いていると、電柱には熱帯雨林から出てきた猿が。駐車場の入り口には、大きなポップコーンが弾けていて車の進入を防いでいる。公園の池には、いるはずもないクジラが。花屋に紛れ込んだ少女は、見たこともない青く光り輝く蝶々と戯れる。街の中心にはなにやら人だかりが。いつもはあるはずの無い、いや現実にこんな場所なんてあるはずのない、大きな滝つぼが。ビルの中には、月面を歩行する宇宙飛行士が。

いまや、世界の電子メーカーになったsamsongの薄型3DのCM。こんなことを、街でプロモーションできたらどんだけおもしろいか。この裏話をネットで何とか探してみようと思ったが、見つからず断念。しかし、このCM、プロモーションは本当に面白い。そんな1分ほどのCMをどうぞ。

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