2011年3月11日金曜日

パンケーキに金箔の鳥の剥製。


昨年の今もそうだった。

昨年の3月2日に到着後、少なくとも1週間は晴れが続いた。『雨でご飯が不味い』という評判のイギリスとはまったく違った光景があった。

今年も3月2日から今までまったく雨の降らない快晴が続いている。突き抜けるほどの青空が。こんなに素敵なことはないので、嫁さんとバイト後に待ち合わせをして、散歩をした。

さらに、キリスト教の何かの関係で3月8日はパンケーキの日。理由はどうあれ、僕はパンケーキ的なものが好きである。その日に合わせて、かねてから行ってみたかったパンケーキ屋に出かけた。

ロンドンに3箇所存在するオランダがテーマのパンケーキ屋。日本でパンケーキを食べたのは、数年前に、ファミレスで食べたことがあるくらいか。いわゆる、小さいホットケーキが5枚ほど重なったものだった。確かに美味しかったが、また食べたいとは思わない。

今回限りになってもいいので、パンケーキの日に合わせてロンドンのパンケーキ屋に出かけた。

注文してビックリ。でかい。パンケーキというものは、こういうものか。でかい。


嫁さんの肩幅が40センチくらいだとして、明らかに40センチを超えている。嫁さんの前にあるのが、ピザの具っぽいサラミが乗っているパンケーキ。そして、僕の前にあるのがアイスクリームが3つとたくさんのフルーツが乗っているパンケーキ。クレープより若干厚い生地に、たくさんの具材が乗っている。どう考えても、僕がサラミで、嫁さんがフルーツやろ、と思った。今、思った。ただ、めちゃめちゃ美味しくアイスクリームをほうばった。

そして、満足。

満足して、ぴっちりセンター分けの僕。

結構おなか一杯になり、美術館まで公園を抜けていくことに。ロンドンの公園はすでに花や動物が活動し始めていた。

いつも忙しそうな、リス。正直、いつ見ても可愛く思える。


異様なまで金色に光るアルバータ候の銅像ならぬ金像。これを見ると、昔テレビで放送されていたドッキリの番組で井出らっきょが全身金箔を塗って街を歩くという企画を思い出す。そのとき、母親が全身金箔を塗ると全身で息が出来なくなるから、良くないと言っていた。そのとき幼いながら、絶対全身に金箔を塗ることは何があってもやるまいと心に決めた。幸い、全身に金箔を塗る状況に僕は出会っていない。

そもそも、なぜウチのおかんは全身金箔が良くないと知っていたのだろうか。いや、そんなことどうでもいいか。

そして、その目の前にあるロイヤル・アルバートホール。ここでクラシックコンサートや、今月は元オアシスのメンバーで構成されたBEADY EYEや7月にはジャネット・ジャクソンや、エリック・クラプトンなどもコンサートを行う。一度は訪れる価値のあるホール。

その後、目的の自然歴史博物館に。世界三大博物館の大英博物館を含めロンドンにあるほとんどの博物館が無料で、本日11日まで『野生の写真展of the year』がやっていて、それを見たくてやってきた。しかし、常設展が非常に面白かった。地球の歴史から、ゴキブリの話から、色々。

中でも、鳥好きで、焼き鳥好きの嫁さんが興奮したのは、鳥の剥製の展示。ちょっと可哀相だけど、と言いながら興味深々で鳥を観察アンド勉強。

結論は、『鳥と仲良くなりたい。』であった。






結局、目当ての『野生の写真展of the year』は有料で、ギフトショップだけを見て、帰宅。それでも、博物館のトリの鳥で大満足だったので二重丸。

結局は、鳥と仲良くなれれば良いのだ。

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