2010年5月7日金曜日

ロンドンの日本食の愛想の悪さ。

今日、お米を買いに日本の食材を売っているお店にでかけた。よく、思うのだがロンドンの和食や日本系のお店の店員は愛想が非常に悪い。日本が世界に誇れる商品と言えば、車とサービスだ、と数年前来日していたイギリス人に言われたことがある。うんうん、それはなるほどなるほどと首が千切れるくらい思ったことがある。

確かに、日本のサービスは素晴らしい。マクドナルドに入って、店員が歯を見せなかったことがあるか?少なくとも、僕はない。いつも、結構笑顔だ。いっぱいいっぱいの人でも笑顔を出す。いっぱいいっぱいだからと言って、商品を乱雑に扱う店員は見たことが無い。

カナダもそうだったのだが、こちらのお店、店員は、お客さんが並んでいようと、マイペースで仕事をするし、笑顔なんて無いし、敬語さえも聞いたことがない。別にそれが、悪いわけではない。本当に楽しい会話をすれば、笑顔を見せてくれるから。

しかし、日本では楽しい会話をしようがしまいが、笑顔はあるし、お客さんに対して“配慮”というものがある。マクドナルドを例に出したので、想像しがたいかもしれないので、少し話題を変えてみよう。

先に出てきたイギリス人が『日本は車とサービスがすごい』と言ったときの状況で話をしてみる。このときは、大学の僕の教授と、イギリスから来た女性教授とその旦那さんと僕で京都は祇園の串焼き屋さんに行ったときのこと。まぁ、おそらくそんなに簡単には入ることのできないお店だった。かといって、堅苦しい訳でもない。そこの板前さんが、食事が進んで少ししたときに、僕らに最初に渡したおしぼりを交換しますよ、と言ってきた。これも、別に普通に、さりげなく、自然に。これは、お客さんに対する自然な配慮だ。そのときに、イギリス人の旦那さんが、『日本は車とサービスでは世界一だ』と言ったのだ。

日本人は、本当に気がきく。気がききすぎてて、行き過ぎてしまうケースもあるのだろうけど、本当に自然な配慮がある。

しかし、しかし、しかし。ロンドンの和食屋。(こちらでは、『日本食』と言うのだが)。まぁ、言うほどそんなにたくさん行ったわけではない。そんなに高いお店に言ったわけではない。しかし、日本人のサービスの悪さにうんざりする。なぜに、こんなに、愛想が悪いのか。笑顔もない。

なぜだ。『うんざりする』という言葉を言うために、こんな長い前振りを書いてしまった。でも、本当にうんざりする。

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