2010年6月7日月曜日

垣根を越えて。

今日、テレビでテレビ番組を表彰する番組がありました。日本で言うなら・・・・。そんな表彰番組ありません。いわゆる、アカデミー賞的なもので、2009年に活躍した番組や俳優や報道を選ぶものでした。それが、日本でいうNHK的なチャンネルで放送していたのですが、表彰される番組はNHKだろうが、日テレだろうが、フジテレビだろうが、TBSだろうが、テレ朝だろうが、テレ東だろうが、サンテレビだろうが、関係ないのです。これって、不思議だなーと思いました。日本でこんなことが出来るでしょうか?

こちらにも、もちろん広告代理店は存在します。テレビにもCMはあります。もちろんCMなしではやっていけません。しかし、その局を超えて、スポンサーのしがらみを超えて、純粋にいいもの選ぶというスタンスは、なんだかいいな~と思いました。

以前に聞いたことがあるのですが、こちらの広告代理店は、たとえばA社がトヨタの広告を担当してると、A社はマツダやニッサンの広告は担当しません。なぜなら、ライバルだから。しかし、日本ではそれがまかり通ってしまっている。同じ広告代理店がトヨタもニッサンもマツダも担当することだってありうると言うのです。

ん~、こういう資本主義の皮をかぶって、資本主義ぶっているかぎり、日本は成長しない気がする・・・なんてことは僕の意見ではありませんが・・・。

まぁ、難しい話はさておいて、ロンドンにいるからこそ聞きたいアーティストを、こちらに来るときに友人に頂きました。そのバンドが謳う曲が、なぜか身に沁みるなぁと。ロンドンの街に似つかわないからこそ、いいのかと。こういうギャップというのか、ビヨンドカルチャーというのか、いいもんです。

阪神大震災のときに作られた曲です。『満月の夕』。どうぞ。



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