2010年6月13日日曜日

迷走した英語の面接。

学生のときに、希望する会社を絞って絞って絞って、面接を受けたために、あまり面接を受けたことがない僕。しかし、なぜか面接には自信がある僕。こんな根拠のない自信は大切にせねば、と思いながら先日、こちらの仕事の面接に出向いた。

場所はwaterlooという駅の近くの4つ星ホテルfromスペイン。スペイン系のホテルで、面接官もスペイン人。となれば、Ola!だの、コモエスタ!だの、ヨソイ ダイスケ!だの、ソイデ ハポン!だの言って、『え、君、スペイン語も出来ちゃうわけ!?』みたいな感じの流れにしてやろうと、目論んでいたのです。

しかし、現実は全く違ったわけで。僕が応募した仕事は、カバンを運ぶポーターのお仕事。そんな僕に対して、『もしお客様のカバンを紛失してしまった場合、どうしますか?』だの、『あなたが、私たちと一緒に働いたときに、私たちに何をもたらしてくれますか?』だの、『あなたの強みを言ってください。』だの、『前の職場の上司は、あなたのことを、どのように評価していましたか?』だの、の質問攻め。

学生のときに、『シュウカツ本』的な本さえも、一切読まなかった、僕。むしろ、そういう類の本を読んで、紋切り型の答えをしてしまうことで、“でたでた、みんなと同じパターンのシュウカツ生”と思われたくなかった、僕。

しかししかし、基本は大切で、今になって、目次だけでも目を通しておけばよかったな~と思ったり思わなかったり。『前の仕事場での上司の評価は?』と聞かれて、『忘年会や、飲み会で司会を買ってでて、盛り上げてました。そのときに、披露した芸が・・・』的なことを言うわけにいかないので、表面的なことを、片言の英語で披露してしまうはめに。もちろん、日本で披露した芸の200万倍以下の反応が返ってきたのは、言うまでもないが。

こういう質問には、はっきり言って正解はないのだろうけども、キチンと目を見て答えることだけでも、学べてよかったさ。そして、英語で面接だなんて経験を出来てよかったさ。と思えた。

今までの人生史上、もっとも過酷な脳みその使い方をしたような・・・というくらい、面接後2時間くらいは脳みそがフリーズ。その脳みそも、焼肉を食べに行ったことで、復活しました。

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